FC2ブログ

■Implicity (東山翔)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 近未来、ロリ、ハード
・構成 : 7話収録(全て表題作・2巻以降へ続く?)
・おまけ: 描き下ろし「ex1~3」、合間に関連絵、
      カバー裏にカラー別絵(遊び広告、

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東山翔(ひがしやま・しょう)」センセの「Implicity」です。

「エミー」と「リン」
※「エミー」と「リン」

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
ただ、収録の最終エピソードのラストには”つづく”との文言があり。
そのうち2巻も発売されるようでした
暗い背景が目を引く↓表紙な本作品。
ハードさのある、近未来なロリ漫画という感じになっていました。
SFちっくです。
かなり細部にまで行き届いた設定があるようなのですが。
単行本に詳しい言及なく、あとがきからしてページがなく。
センセのHPを訪ねたところ、
「設定の開示は必要最低限にとどめる方針」
と書かれていました。
無条件で皆が理解できるような現代劇でなく、詳細な設定がキチンと存在していて。
また、読み手のひでるさんがSF系は特に苦手とするジャンルであり。
ブログを書くにあたり、頑張ってあちこちまで確認して、ある程度の理解をしたつもりなのですが…。
正直、自分の解釈が合っているのか、分かりません
次の巻とかで納得得れるかな。
そんな感じに色々考えれるところも、本作品の魅力なのかもしれませんけどね。
本編の隅々、描き下ろし部分、あるいはネタ絵などには多くの情報がありました。
そうしたものを組み合わせていくと、ミステリーものみたいに漫画世界をより楽しめることと思います。

ただ、逆に言えばある程度の難解さはあり。
いわゆるザ・成年漫画というものを求めている方には、期待と違うものになってしまうと思います。
さらに、可愛らしい作画ではありますがハードな描写も多く、そうしたものが不得意な方はご注意ください

すっきりとした線での作画。
全体の色づきはちょうど良いくらいですが、世界観もあってか黒が目立つもの。
人物自体は素朴さありますが、背景や小物は細かな描き込みです。
だいたい枠間は確保され成年系では珍しく上下・左右のスペースもあったりしています。
コマ割りの変化少なく、収まりも良く。
なんというか、独特な淡々とした静かな空気感がありました
人物絵はエロス感が抑えられた、ロリっとした可愛らしさ。
漫画っぽさと共に、目鼻口などは控えめのデフォルメ。
ある程度のクセがため、好き嫌い分かれると思います。
判断については、↓表紙などカバー絵はまた異なる雰囲気があったので。
センセのHPなどで確認するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

007:「episode0 - Emmy and Lynn」
収録のうち、こちらは普通の成年漫画(?)という傾向。
他がぶっ飛んでますからね。
漫画世界で青空が見えるのはこちらだけ。
環境も良く、カップル「エミー」・「リン」のラブラブとしたえっちが見れます。
何しろ1コマ目が指輪贈って告白する場面ですからね。
ただ、エピソード番号0が示すそのまま、こちらはプロローグみたいなお話なのでした。
本編は次からです。

ヨウニーさん、ユルカちゃん
※左:ヨウニーさん、右:ユルカちゃん

025:「episode1 - Youni and Ko」
こちらも同じ世界に住むカップル「ヨウニー」と「コウ」のお話なのですが。
周囲の風景は一変。
うす暗くごっちゃりとした背景となっていました。
上では~」という発言もあり、拾った指輪からして先のエピソードの下層である様子。
それでも街看板のアルファベット表記はC(層)で、生活もそれなり。
”この辺りは比較的安全”とも示されていました。
冒頭の指輪を切っ掛けに、行動を起こす2人がメイン。
しかしタイミング悪く。
いままで危険ありつつもお客をとっていた「ヨウニーさん」の前に、また別の客が現われてしまうのでした。
スーツを着た男性もおり、発言からして上層の人物であるみたい。
えっちも複数で、前回とは打って変わってのハードなものとなっています。
オチも衝撃的
まぁ、例えあれで上層へ行っても、良いコトないと思いますがね。

083:「episode2 - Julka」
121:「episode3 - Sheena」
こちらのツインテールな「ユルカ」ちゃんが裏表紙の娘さん。
娼館「ドールハウス」でのナンバー1でした。
食堂や医務室など各セクションある巨大組織っぽいところです。
途中で語られる事件は…前回のエピソードでしょうか。
オチも衝撃的でしたが、その結末はまた残酷なもの。
まあ、それがイコールかどうか分からないんですけどね。
メインは客「タキ」とのえっち。
着飾った「ユルカちゃん」が可愛い。
日記(?)などの記述はさすがにナンバー1という感じ。

続く3話は2話でもちらほら顔を見せていた、「ユルカちゃん」の同僚「シーナ」ちゃん。
ちらほら女の子の中でも異質な存在として描かれる彼女。
後々その理由が分かってきます。
だいぶ遅い登場でしたが、このストーリーではほぼ主役的な存在です。
↓表紙にも選ばれてましたね。
こちらでは先の「ユルカ」と共に指名されたのがメインです。
予約の入った「スイート」は、
私ですら滅多にないんだから
そうナンバー1の「ユルカちゃん」も言うような部屋で、”かなり積まれた”ということで特別対応となっています。
2周目であらためてじっくり見ると、なるほど胡散臭い
えっちは3名での複数。
場を離れた男性の動きも注意ください。
詳細は伏せますが、こちらでの事件がため「ドールハウス」にていちおう普通(?)の生活が出来ていた2人の運命はまた大きく変化することとなるのでした。
ちなみに、先の「ユルカ」とはまったく置物が異なっていた「シーナちゃん」の私室にも注目。

159:「episode4 - Eir」
その後の2人が描かれる、収録では最終となるエピソード。
特に計画性あった訳でなく、ああした状態は当然か。
ドジる「シーナちゃん」と、その相棒となった「ユルカちゃん」のコンビが楽しい。
このままだと、どう考えてもロクな結果にならなそうでしたが。
趣味なの、かわいい子保護するの
などと言っていた、出会った「エイル」さんの元に身を寄せることとなったのでした。
なお、なんだか懐かしい顔も登場するので、お楽しみに。
お使いを頼まれた「ユルカちゃん」を見る限り、あちこちに顔が利くらしいなかなか不思議な人物です。
えっち担当はその「エイル」と「シーナ」
まだ色々ある伏線は回収されてなく、どうにも引っ掛かったまま。
ううむ、次巻はいつになるんだろうか。

シーナちゃん、エイルさん
※左:シーナちゃん、右:エイルさん

197:「ex1 - Vault」
203:「ex2 -  Market」
215:「ex3 - HerPeace」
描き下ろしの追加エピソード3話。
外伝という雰囲気です。
ただ、本編にも大きく関わっていて、2話目では「シーナちゃん」の過去の一場面が明らかになっています。
「エイルさん」についても描かれていたほか、1話目なども意味深に感じました。
オチの雰囲気とかどうにも信用できなく、モヤモヤする原因の1つとなってます。
うう、気になるなぁ。

 【 その他 】

以上、本日は「東山翔」センセの成年系でした。
こちらのブログでは「Stand By Me」、「Gift ギフト」、「Japanese Preteen Suite」、「Nymphodelic」、そして一般で描かれた百合漫画「prism」などを紹介してました。
こちらで6冊目になるのかな。
「描き下ろしたページの合計が26Pくらい~」
とのことでした。
お疲れ様です。
えー、ひでるさんは引きずってしまう性格なので。
この漫画のモヤモヤっとした、不確かさが引っかかっています。
続巻を早いところ手にしたいです。
願わくば…せめてラストは分かり易く明るいものであればいいなぁ
あの後は、どーにも悪い事が起こる気がして……。
なお、豊富にネタがあるようで、書店によっては漫画の小冊子がつくようです。
数も限りあるようですが、どうせならばそっちをオススメ。


Implicity Implicity (TENMACOMICS LO)
                  (2017/2/25)
                  東山 翔
                  ※アマゾン登録なし



★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



関連記事

tag : ツインテール ミステリー

コメントの投稿

Secret

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事
おすすめリンク
最新コメント
最新トラックバック
携帯でもどうぞ
QR
カテゴリー
かうんたー
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
プロフィール

 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり・ゆったり書きたいと思います。
 漫画はいいもんですよね。


↓メールフォームを用意しました。なにかありましたらコメント、あるいはそちらにて。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

FC2ブログ