FC2ブログ

■うちのメイドがウザすぎる! (中村カンコ)

★まんがデーター  [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] コメディー、メイド、筋肉、百合
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間に別絵、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中村カンコ」センセの「うちのメイドがウザすぎる! 1巻」です。

鴨居つばめ
※鴨居つばめ

 【 構成・絵柄 】

2巻以降へと続いていくストーリー調な長編漫画です。
いわゆるメイド漫画の1つ。
そのうちでは、かなり変化球なタイプとなっています。
ジャンルは派手さのあるコメディー
もともとは「ピュア百合アンソロひらり」にて1、2話が掲載されていたもの。
そのため、軽い百合要素もありました。
ほか、主人公はメイドさんなのですが。
やたらな筋肉質であるなど、あちこち要素は癖の強いもの
得意でないポイントある方はご注意ください。

さらりとしなやかな線での作画。
全体の色づきはしっかりしており、濃淡は濃さある中間色。
クッキリとしたデジタルな彩色です。
描き込みは細かめ。
コマ割りも同様ですが、だいたい枠間は確保されていて白比率もあり。
小さいコマの描写も丁寧です。
原稿は見易いものでした。
人物画は漫画っぽと共に、リアル調なところもあり。
あまり見ない、独特な雰囲気となっています
バランス・表現などにて若干硬さを感じる部分もありましたが、些細な程度。
判断については、↓表紙よりも裏表紙のが良いと思います。

 【 収録話 】 6話収録

よく眺めていた、小さく可愛らしい女の子のいる家で家政婦を募集しており。
ちょうど職探しをしていた元自衛官「鴨居つばめ」は、さっそくそちらのメイドとなったのです。
しかし、幼くして母を亡くしていた「ミーシャ」は家政婦らを嫌っており。
ちょっと変でウザ目な彼女を追い出すべく、色々と画策するのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。

メイドという単語から、ぱっと思い出されるような主従関係ではなく。
雇う側(※正確には雇い主の娘ですが)が、メイドに圧倒されておりました。
そうした通常とは逆転した関係ほか、小さい女の子好きでやや斜め上な行動を取る「つばめさん」の可笑しな言動がコメディーとなっています。

ミーシャさん
※ミーシャさん

母を亡くしている「ミーシャさん」
ロシア系の血を引き、目立つ容姿がため逆にクラスにも馴染めぬまま。
現在は不登校となっていて、引き籠り状態でした。
父親は仕事で留守にするため、通常は家で1人きりという、なかなか気の毒な状態。
そうした彼女に対し、過剰なまでの好意と体力ある「つばめさん」によって、次第に打ち解けていくのでした。
心を閉ざした「ミーシャさん」がひと皮剥けて成長していく~という流れになっていくのかな。

切っ掛けとなる1話目。
冒頭の描写は5年前のもの。
母親と共にある「ミーシャさん」が見れます。
「つばめさん」が”雪の妖精”と称したのも納得。
可愛らしいですね。
2人の初対面(※「つばめさん」は一方的に見ていた)はなかなか非常識なもの。
もっとこっそり確認するとか出来なかったか…。
「ミーシャさん」は実父「ヤスヒロ」にも強く当たっていたんですが。
彼もちょっと変で、それも納得。
早速家政婦に応募する「つばめさん」
元・一等空曹とのことで、隻眼なのはその時の傷なのかな。
故あって、「つばめ」・「ミーシャ」の2人はシャワーあびる展開になるのですが。
まったくエロス感のない、ムキムキな「つばめさん」のヌードに注目
ちなみに、バストトップは描かれません。

「つばめさん」がメイド服を着るようになる2話目。
その姿なまま、家までやってきているのですが。
しっかり周囲が奇異の目で見ていました。
(オチでもまた凄い恰好になるので、お楽しみに)
こうしたメイド漫画の場合、興味はもたれてもああしたマイナスな言葉は受けないものなのですが…コメディー漫画がためですね。
ここは自室に引き籠って抵抗する「ミーシャさん」との攻防戦。
掛かりましたね
のシーンが好き。
また、学生時代の「つばめさん」も必見です。

「ミーシャさん」と仲良くなるべく、同じオンラインゲームを始める3話目。
なかなか良い方法。
それぞれの操るキャラクターに注目。
そちらでの、「ミーシャさん」の台詞には納得。
確かにその方が安全ですわね。
(※逆に主婦趣味な男性から声かけられるかもしれんけど)
明るい表情の「ミーシャさん」がキュートでしたが…まぁ、バレるか。

2人してキャンプへと出かける4話目。
出掛ける、というか寝てるところを勝手に連れていかれただけでしたが。
先の3話目の影響で仲直りを狙ったんですね。
「つばめさん」は相変わらずですが、こうしたシチュエーションでは頼りになりますね。
こちらは回想シーンに注目。
あの付近だけはまるで別漫画のよう
変ではあるものの、普段1人でいた「ミーシャさん」がああした遠慮のないやり取りをし、自然を満喫し。
まぁ、楽しくない訳ないですわね。
オチがいい感じでした。

「つばめ」・「ミーシャ」の攻防戦
※「つばめ」・「ミーシャ」の攻防戦

本人感じたそのまま、だいぶ打ち解けてきた5話目。
(部屋にも入ってましたね)
彼女のスキルが最大限に発揮できるキャンプは正解だったかも。
ただ、あーまで妄想が飛躍してしまうのが悪い点。
確かにキモい言われても仕方ないですね。
彼女の不登校問題に触れるエピソード。
「ミーシャさん」の話を受け、「つばめさん」がした例え話に納得。
弁当は気になるよねー
結果的に学校へ行こうと決意させたのは凄い事。
オチの彼女を見る限り、良かったと思います。
そんな訳で6話目は学校話。
彼女は目立つものの、特にいじめられている等ではなく。
まぁ、ひと山越えれば全然問題なくなるかなぁ。
お友達もおり、気も弱々しい訳でもなく、なにより本人は可愛いのだし。
本来は「つばめさん」の出番はないところですが、それで終わる筈もなく。
こっそり様子を見に向かうこととなっていました。
どうなるかお楽しみに
とりあえず、あの程度で済んだのは幸いではないかなぁ。
(翌日の「ミーシャさん」がやや心配ですが)

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「中村カンコ」センセでした。
こちらがだいたい4冊目。
ひでるさんは今回が初見となります。
特徴的なタイトル・↓表紙ですぐに目についていたんですが。
裏表紙の筋肉ムキムキなスタイルでなんとなく考えてしまいました。
好みな人はそんなんもいいんでしょうけれど…。
(※ため、作品中のお風呂シーンも実に微妙な印象でした)
そうした点も含めて、良質なコメディー漫画なんですけどね。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : コメディー バストトップ

■明日もきっと想うひと (綿貫ろん)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち、スクール水着
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、12話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説・別絵、
      中扉は↓表紙リンク絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綿貫ろん(わたぬき・ろん)」センセの「明日もきっと想うひと」です。

レイチェル・キャンベル
※レイチェル・キャンベル

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
全12話のうち、カラー原稿の漫画がショートものです。
やや学園話が多めでしたが、バイト先とかオフィス話もありました。
ジャンルはラブコメというより、恋愛モノという印象。
えっちはするものの、恋愛成就するものばかりではありません
かと言って、どん底に暗いとか、ブラックで後味微妙…みたいなものもなく。
明るすぎず、軽すぎず、しつこくない程度に心理描写も描写されていて。
ちょうど良いくらいの読み応え
良かったです。
短くても良いので、別視点とか後日談みたいなのが欲しかったなぁ。

するりとした柔らか曲線での作画。
全体の色づき、濃淡具合は丁度良く。
描き込みについても過不足はありません。
コマ割りはやや細かく、はみ出し多いのですが。
作画が綺麗で安定しているためか、見辛い印象はまっったくありません。
原稿時期は12年から16年。
多少差はあったものの、加筆修正がためかほぼ気にならないくらい。
良くまとまっていたと思います
幅広な輪郭にクリっとした目、小さい鼻という漫画らしく可愛い人物絵。
ふっくらスタイルで、むちむちとした肉具合がいい感じ。
表情良く、動きでも引っかかる部分なく。
小物や背景にも優れ、小さいコマまで丁寧に描かれていました。
こちらは特に大きなマイナス面ありません。
ややカラーとは異なるものの、判断については↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

005:「じぇにたるでびねーしょん」 カラー原稿
カラー6ページのショート漫画。
えっち相手「高木」くんについて、男性自身で占う「美幸」さん。
まぁ、占いはそうキッチリしたものでなく。
そうかなぁ??、って感じでした。
なぜか「美幸さん」は紫色の着物姿でのえっちです。

011:「ソクラブ」
合宿のため皆で海へ来たメンバー。
先輩のことが好きな「山田」
そんな彼が理解できず気になるため、「羽美(うみ)」はずっと彼を眺めていたのでした。
↓表紙・裏表紙、そして中扉はこちらの「羽美さん」
ぶっちゃけ、彼の想い人である先輩より可愛いと思いました。
バストも大きいので。
えっちに至る経緯は、成年漫画的でしたが、ちょっと意外。
足がどうのこうの言う場面での、スカートめくっているコマが好き
オチの発言がなんだか軽いよ、「山田くん」

羽美さん、同期「吉野結花」
※左:羽美さん、右:同期「吉野結花」

031:「トゥー・シーター」
最近になって「凛子」という彼女ができた「歩」
しかし、彼はいとこ「優樹奈」からの告白を拒絶しつつも、彼女とはえっち関係にあったのでした。
「歩くん」最低、って感じのWヒロインもの。
いちおうメインは日焼け跡が眩しい「優樹奈ちゃん」
むちむちっとしたスタイルを隠し切れないスクール水着姿が実にいいですね
モロ最中に「凛子ちゃん」が鉢合わせする、修羅場な流れ。
あれで複数えっちに発展するのは成年漫画ですねー。
普通ならばブッ倒されて関係終わると思います。
オチの「優樹奈ちゃん」が可愛らしいですね。
あ、ちなみに「優樹奈ちゃん」もスクール水着姿でしたよ。

051:「無造作ピントフォーカス」
付き合っていた元生徒「あかり」と、一カ月ぶりに偶然再会した教師(塾講師)
大学に入ってから、ぐっと大人っぽくなっており。
てっきり別れ話でも始まるかと思っていたところ~というお話。
彼女に何があったのかは秘密
いちおう、可愛らしい理由でしたけどね。
ただ…このスマホだのなんだのという時代に、そんだけの期間何もなかったならば、関係終わっている方が普通だと思います。
なお、生徒時代の彼女も、何コマか差し込まれているんですが。
まー、確かに垢抜けて綺麗になっていましたよー。
彼があー考えるのは至極当然かと。

069:「11月11日」
同期で仲が良く、2年間ほとんど一緒をにいた「吉野結花」
ある残業後、帰宅途中で雨に降られた「土井」は職場まで傘を取りに戻ったところ。
「結花」が社長と不倫している現場に鉢合わせてしまったのでした。

サラリーマンがあるいは体験するかもしれない、現実感あるオフィス話
ひでるさんではないですが。
似た話であれば、現実にてふと耳にした経験があります。
なんだか…生々しく感じましたよ。
鉢合わせ時は何もなく、メインはその後の残業時間の2人。
あの微妙な緊張感が実に素敵
冒頭の普段なやり取りと、ぜひ比較してお楽しみください。
ここのくだりが単行本内で最もお気に入りです!!
「結花さん」いいなぁ。
あの場面で彼女が言ってたことが全てですかね。

093:「雪国LOVER」
クリスマス休暇で来日した、父親の仕事仲間の娘「レイチェル・キャンベル」
コタツと漫画好きなアメリカ人で、「俊也」ともあっさり意気投合したのでした。
う…羨ましい。
コタツ好きな「レイチェルさん」が実にキュート
裏表紙でも漫画読んでますね。
泳ぎなさいよ。
本編でもだらりと過ごしており。
外に連れ出せぬまま、コタツえっちとなってました。
あの近い距離感がいいですね。
そりゃ、彼が恋するのも当然でしょう。
黒タイツが可愛かったので、もう少し堪能したかったですよ。
たぶん、あの感じだとすぐまた来日してそう。

109:「あとだし片想い」
最近、彼氏ができたらしい姉「紗綾」
帰宅した姉が連れていた「川島まさと」は、妹「麻衣」が憧れていた男性だったのです。
そんな訳で、彼の気を引くべく奮闘する「麻衣ちゃん」のエピソード。
追い込まれただけあって、かなり積極的に攻めておりました。
挟めちゃうんですから
なーんて言ってました。
そりゃ、挟まないとねー(笑)
そんな彼女に対し、いちおう「まさとくん」は理性的に対応していたと思います。

127:「居残り白書」
臨時ながらバスケ部を熱心に指導していた教師「立花」
「吉沢」・「斉藤」の居残り練習に付き合っていたところ。
勢いあまった「吉沢」と激突してしまったのでした。
何はともあれ、怪我なくて良かった。
衝撃はともかく、むちむちな「立花さん」に接触した「吉沢くん」はただ事ではなく(笑)
”事故後のケア”をお願いしたのでした。
これまた羨ましい展開
普通こうした漫画だと、第三者となっていた「斉藤くん」は現場に鉢合わせつつも気づかないこと多いのですが。
こちらではあっさり露見してます。
まぁ、モロに見えていたし…その方が普通だわね。
複数えっちとなっていました。
なお、「斉藤くん」は故あって直接プレイは出来ていないのですが。
あの後の「立花さん」がどうなっているのか、続きが見たいです。
間違いなく「吉沢くん」は1回だけって事ないでしょうから。

143:「夏までの距離」
数年前まで住んでいた町へ、お盆に帰省した「英太」
そこに、昔馴染みの「明日香」が遊びにやってきたのでした。
そんな訳で、ノスタルジー感あるエピソード。
こうした漫画のセオリーで、川遊びからのえっち発展です。
サイドテールな「明日香ちゃん」のスクール水着が眩しい。
そもそも家を訪ねて来るなど彼女のが積極的なのですが。
こちらは、完全なるお誘いえっち展開です。
あれは、触らないと帰れないような空気感でしたよ。
そのくせ「ちょっとだけだからね」なんて言われているのですが。
オチの「英太くん」になんだかモヤモヤ。
可愛らしい娘なのだから、もっと頑張れ、セキニン取れ。

161:「つまゆら」
カフェのパート店員で「白石」さんとのえっち展開。
古い言葉ですが、よろめき人妻モノですよ。
飲み会に参加したのが切っ掛け。
そちらでもモテていた「白石さん」でしたが。
結局「小嶋」くんが選ばれたのは、普段の仕事っぷりもあってのことでしょう。
年上らしく(※容姿ではそう見えないのがまた凄い)、リードしてくれていました。
しょうがないなぁ…」でのえっち展開が好き。
あの場面は徹底的に甘えるのが正解・。

179:「演技むすび」
舞台で先輩「湯ノ花さわ子」に一目惚れした「あつし」
同じ演劇部へ入り、雑用係として日々頑張っていたところ。
その「さわ子」から、練習相手に指名されたのでした。
演劇部らしい、えっち発展。
あーなる前に色々やり取りとか、何とかが、おそらくあると思うのですが。
想い人に気に入られたのは素敵なこと
頑張った甲斐あったねぇ。

教師「立花」、宮崎真希
※左:教師「立花」、右:宮崎真希

197:「日陰ぼっこ」
ひょんな偶然から、「宮崎真希」と猫の世話をするようになった「山下」
彼女は”よく男子の家に出入りしている”という噂があり、学校での有名人だったのです。
とりあえず。
オチがあーした感じでひと安心
「真希ちゃん」はやや対人の距離感が近いというのがあるのかなぁ。
たぶん、2階っぽい彼の部屋のベランダまでどうやってたどり着いたんだろう。

 【 その他 】

以上、本日は「綿貫ろん」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
加筆修正もしているとは思いますが、高い完成度の1冊でした。
店頭にての、ぱっと見予想を遥かに上回る出来栄えです。
面白かったです。
個人的にむちむちっとして可愛らしいヒロインらが好み。
そんな彼女らですが、”いわゆる漫画のソレ”ではなく。
結構、現実的でリアルさあるキャラとなっていて、読み応えもしっかりありました。
あるいは実際にもありそうな…。
同期女性、「吉野結花さん」のエピソード「11月11日」が印象に残りました。
ああしたオチの展開もいいですね。
なんだかありそうで。





★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : サイドテール ラブコメ スクール水着 サラリーマン ノスタルジー

■レディ・フローラル (タカスギコウ)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 変身ヒロイン、人妻、アクション
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タカスギコウ」センセの「レディ・フローラル LADY FLORAL」です。

椿井百合子
※椿井百合子

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
連続したストーリー漫画となっていました。
多少駆け足な感じもありましたが。
えっちページが割かれるこうしたタイプの漫画としては、結末までしっかり描き切っていたと思います。
むちむちっとしたスーツが眩しい、変身ヒロインな漫画。
コメディー色は少なく、一発で決着つくような派手な必殺技もなく。
ドカバキという格闘戦なパトルものでした。
皆さんが期待するようなピンチシーンも頻繁なので、↓表紙・裏表紙に惹かれた方は満足いただける内容だと思います。

すっきりとした線での作画。
描き込みや全体の濃淡は適度なくらい。
色彩もデジタルなさっぱりとしたもの。
ほぼ枠間が確保されたコマ割りなど、淡く安定感もあって見易い原稿となってます。
人物絵は目鼻口のしっかりとしたもの。
デフォルメの弱いリアル寄りですが、漫画っぽい可愛さもありました。
人妻系ながら、コテコテ濃口でないのは良し悪しかもしれませんが。
間口は広めだと思います。
ジャンル的に戦闘シーンが多いのですが、アクション画に問題ありません。
背景や小物はそれなりでしたが、違和感はなく。
全体よくまとまっていました。
判断については、カット絵が豊富な裏表紙が見易いと思います。

 【 収録話 】 10話収録

風呂場を覗かれてしまった主婦「椿井百合子(つばい・ゆりこ)」
そうした犯罪が近所で増えていたことから、正義感の強い彼女は夜の町内パトロールをすることとしたのでした。
その際に変質者と鉢合わせしたんですが、突然目前で異形の怪物に変身。
「百合子」を襲うものの、空手で鍛えていた彼女は逆に撃退したのです。
現場に急行していた「ソフィー・スタンレー」はその能力を見込み、異星人に対する防衛チーム「ガーディアンズ・オブ・ユニバース」に誘ったのでした。
ごく簡単にはそうしたお話。

いわゆる変身ヒロイン、スーパーヒロインもの。
本来であれば、「超昂天使エスカレイヤー/時丸佳久」、「下町エンジェルライナー/田口央斗」…のように、その任に就くのは若い女性であるはずなのですが。
成年漫画では、「白雪騎士ホワイティ(30)/高津」、「愛妻戦士マイティ・ワイフ/蒟吉人」、「魔法人妻マナミ/LINDA」など、ざっと上げただけでも人妻率高め(笑)
むちむちと肉感的なのが官能的かつ可笑しくも見えるためかな。
詳しい変身プロセスは不明ですが、ブレスレットの力で変身していた「百合子さん」
1戦目は素手で怪物を倒すなど、そもそも腕っ節は強い設定。
スーツの影響か、変身後はさらにパワーアップしているようでした。
(※パワー補助機能、という発言があります)
所属した組織がアメリカ(かな?)なためか、どちらかと言うと日本のそれではなく。
「MARVEL」とか、そっち系な雰囲気です。
紹介帯でも”スーパーヒロイン”とされてましたからね。
スーツはワンピースの水着ちっくで、胸元からヘソ付近までガッツリと空いた露出度高いもの。
マスクは当初なく、とある話の展開がため装着したものです。
あまり関係ないんですね。
当然ながら、戦闘スーツは破られること頻繁
あっさりえっちシーンへと突入していくんですが…。
彼女の能力はそもそも格闘(接近戦)なため、そうしたピンチを”最大限に生かした戦法”をとっていました
なるほど、これは成年漫画として実に良い設定。
強すぎてはエロくないですし、ヤラれてばっかではお話先に進まないですからねー。

ソフィー・スタンレー、隊長「ベルーチェ」
※左:ソフィー・スタンレー、右:隊長「ベルーチェ」

カラー原稿からの1話目。
「百合子さん」のお風呂シーンからスタートしています。
良いスタイルしてますねー。
小型カメラに気付いて即反応しているなど、後の片鱗をさっそく見せてくれていました。
こちらの敵は露出な中年。
さすがに突然化け物に変化したソレには抵抗もできず、あっさりえっち展開になるのですが。
ああした単語に反応するのは、コメディーちっくですね。
ただ、危機的場面では、格闘経験ある「百合子さん」を冷静に戻す効果があると思われ。
実際、戒めを自ら力技で解き、正拳突き・回し蹴りのコンボを決めていました。

その直後という2、3話目。
彼女を保護した「ソフィーさん」の詳しい説明、そして事後処理の様子が伺えます。
途中にカップルの野外プレイが数コマありましたが、基本的にえっちシーンはそんな程度。
こうした漫画では異例なことですね。
彼女の能力テストも兼ねた「レディ・フローラル」のデビュー戦です。
なんと、冒頭で覗きをしていた彼が怪物となったんですね。
なお、残念ながら、いわゆる”なんちゃらフラッシュ”的な、変身シーンはありません。
初戦ながら、彼女の攻撃をことごとく躱すなど、なかなかの強敵
成年漫画な展開になっていました。
こうしたネタで、えっち後大逆転するのはお約束。
前述しましたが、なるほど、って感じよ。

悪の幹部らしい、実行部隊隊長「ベルーチェ」が顔を見せる4話目。
立派なバストあり、女性なんですね。
あれはアレで格好良く、良いデザインだと思いました。
細部変えれば、正義の味方でも通用しそう。
漫画での2戦目は、「レディ・フローラル」が一方的…と思われたところ。
実は2体おり、反撃されてしまうのでした。
今回も見事だったわっ!
とは、解決後の「ソフィーさん」
確かにその通り、強いですね。

5話目では、前話の戦闘と同時進行で描かれていた、敵のアジトが判明・急行するお話。
「百合子さん」としては、ひとえっち直後(笑)です。
捕らえられていた人質というのは、彼女の旦那「進太郎」と息子の「光太郎」
相当に危機的状況かと思われたんですが…「ソフィーさん」がなにげに凄いことをやってくれています。
さすがは極東方面の支部長ですね。
隊長「ベルーチェ」との対決になる「レディ・フローラル」
↓表紙で手にしていた仮面をつけるのは、人質がためであったんですが。
あっさり見抜いていた「光太郎くん」は凄い。
ここは相手も格闘タイプで、しかも女性とあってか、漫画初となる本格バトルとなっています。
最中の会話にて、彼らの目的も判明するのでした。

レディ・フローラル
※レディ・フローラル

「ベルーチェ」を退けた後の6、7話目。
その上司あたる「マザーシモン」が登場。
こちらもまた女性ですね。
彼女の過去話、そもそもの発端が長々と語られていました。
えっちシーンも差し込まれてますよ。
ポイントとなる部分なので、詳細は伏せときますが。
驚くべき秘密も明らかとなり、8話からは最終エピソードへ突入です。
「ソフィーさん」も変身…というか、あれはコート脱いだだけか。
なお、さすがは成年漫画。
彼女のえっちシーンもしっかり描かれるので、お楽しみに。
ちなみに、ラスト10話目はエピローグという感じ。
ストーリーものとして、良い最終話になっていたと思います
オチがまた良いですね。

 【 その他 】

以上、本日は「タカスギコウ」センセでした。
なんだか…”歴史シミュレーションゲーム”って感じですね。
こちらブログでは「Sweet Days」を紹介しています。
概ね期待通りな仕上がりで、満足しました。
キッチリしていただけ、最終エピソードが長かったのですが。
できれば…もう少し通常戦闘みたいなエピソードを見たかったなぁ。
そんなん2、3話くらいを経て、幹部・首領とのラストバトル~みたいな。
ややページが足りないか。






★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : アクション コメディー

■秘めごと記念日 (御影石材)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 百合、ラブコメ、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×11話収録
      (うち「手を繋いで」×2、「炎と雨シリーズ」×4、「秘密基地」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に4コマ・別絵、加筆修正、
      カラー描き下ろし「秘めごと記念日」、描き下ろし「雨上がり」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「御影石材(みかげ・せきざい)」センセの「秘めごと記念日」です。

「燈莉」・「亜利紗」、「玲香」・「悠奈」
※左:「燈莉」・「亜利紗」、右:「玲香」・「悠奈」

 【 構成・絵柄 】

XOコミックの”百合シリーズ”ということで、成年指定な百合漫画です。
必ずえっちシーンあるのが特徴。
一般系の百合でも、そっちっぽい系統ありましたが…やはりメインがエロスだと、また感覚違いますね。
基本的にはラブコメ調で、ポップに仕上がっているものの。
そこはやはり百合ジャンルであるため、思い悩むような描写も見られました。
読み応えもあります。
それぞれエピソードで、重さ具合は結構異なっていて
全体ではなく、各話にて好き嫌いが割れてしまいそう。
収録は数話の連続モノと短編。
2話ほどの連続と、4話にまたがってキャラが変わっていくバトンタッチなシリーズ漫画もありました。

さらりとした柔らか線での作画。
全体の色づきはあっさりしていて、白比率多め。
濃淡も淡い仕上がりでした。
描き込みもコテコテしておらず、スッキリ傾向。
コマ割りは中小で細かいものの、収まりは良く。
変化少なく、しっかり描かれてる印象です。
見易い原稿でした
背景・小物も必要最低限という感覚で、服装もそんなん。
作画と合ってますが、ややサッパリですかね
幅広な輪郭で、オデコ広めなキャラ絵。
目は丸く控えめで鼻はごく小さく、卵表面みたいなスルリとしたもの。
可愛らしくまとまっています。
収録話は時期に開きがあるようで、やや差を感じました。
そう極端ではないので、問題になるほどではありませんが。
判断については、まったく同じではないものの、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

001:「秘めごと記念日」 カラー描き下ろし
005:「手を繋いで」
家が近所の幼馴染み「愛叶音(あかね)」・「伊織」・「唄子」の3名。
成長した「愛叶音」は誰もが振り向くような美少女で。
「伊織」・「唄子」は彼女を取り合っていたのでした。
↓表紙の3名ですね。
「愛叶音さん」が男女のエロ本を隠し持っていたため、”同性の良さを味わってもらう”というのが切っ掛け。
普段揉めてるものの、こうした際には巧い事連携していました。
次のページではすっかり全裸になっているんですが、脱がす時もそんなんなんだろうなぁ。
このお話の救いは、「愛叶音さん」も同性のソレを受け入れている点
どっちか選ぶ、ってのができないだけでした。
冒頭の表題作「秘めごと記念日」もこの3名。
4ページのショートで、↓表紙から続くような内容です。
仲良いなぁ。

「愛叶音」・「伊織」・「唄子」
※「愛叶音」・「伊織」・「唄子」

025:「炎と雨」
045:「友人Aの相関図」
065:「つられてつられて」
085:「雨上がり」 描き下ろし
先輩「有紀」にデートをすっぽかされた「晴花」
待ちぼうけでズブ濡れとなった彼女は、部活の後輩「雨宮燈莉(あまみや・あかり)」の部屋に転がり込んだのでした。
そんなんが「炎と雨」
主役はその「燈莉ちゃん」
ゆりゆりしている世界ですが、彼女は片想いとなっていて。
もどかしい感じが実に百合漫画してました
オチもそんな感じよ。
冒頭の3名は…うまく行き過ぎなんですよねー。

続く「友人Aの相関図」、「つられてつられて」も同じ世界観でした。
そんな「燈莉ちゃん」に想いを寄せていたクラスメイト「朝木亜利紗」が主人公。
紆余曲折の末、告白された「燈莉ちゃん」
発言に注目。
こういうの好き
前話ではやや可愛そうな感じだったので、巧くいって何よりでした。
さすがに経験者だけあって、えっちではリードしている所に注目。
「つられてつられて」はカップルとなった「燈莉」・「亜利紗」の友人、「玲香」・「悠奈」のお話。
リレー形式なんですね。
はっちゃけた「玲香」と違い、大人しめな「悠奈」は真剣なテンション。
その意をくんだ「燈莉ちゃん」のサポートがあり、めでたくカップルとなっていました。
前述もしましたが、彼女の変化がなんだか幸せ
オチでの「玲香さん」がキュートです。

…で、続く「雨上がり」はシリーズ総括みたいなお話。
描き下ろしながら16ページと長く、しっかり読めます。
先ほどから「燈莉ちゃん」について言及してきましたが、再び彼女の主役回となっていました。
数話ほど彼女を見続けてきたので、ぶっちゃけ泣きそうに…
(※ひでるさんは涙腺激弱)
詳細は伏せときますが、ぐるりと回ってきた、みたいな感覚よ。
オチの会話もいい感じでした。

101:「隣部屋から愛を」
相手「結羽」が会社の同僚と結婚することとなり、振られてしまった「律」
そんな教師の彼女に、生徒「倉敷由良」は盗聴していたという2人の会話を聞かせ、彼女にしてほしいとお願いするのでした。
年の差百合カップルですね。
ツインテールの可愛らしい「由良ちゃん」
2人の隣に住んでいる、という彼女は盗聴とかナントカ、前半はけっこうヤバめな雰囲気。
教師である「律さん」が警戒するのも当然です。
ただ、お話と共に明らかとなる真意に…なんだかまたウルルとなってしまいました。
良いお話です
十年早いっての」
の部分が好き。

125:「妹アルバム」
姉妹の近親・百合モノ。
勉強・運動が出来、美人な姉「涼香」
そんな姉と比べて冴えない妹「和花」は、自分にコンプレックスを持っており。
「涼香」からの猫可愛がりも面白がっていると感じていたんですが…というもの。
ちらほら見かける、正しい(?)姉キャラです。
彼氏とか出来そうになったら、野郎殺されるのではないかなぁ。
漫画にブラックな面はありませんでしたが、裏で暗躍する様を見てみたい気がしました。

生徒「倉敷由良」、姉「涼香」
※左:生徒「倉敷由良」、右:姉「涼香」

141:「お姫さま、王子さま」
幼馴染み「白鳥姫子」・「大路晶(おおじ・あきら)」のカップル。
名前とは逆に、凛々しく女子の人気を集める「姫子」の”好きなタイプは白馬の王子様”
その切っ掛けとなった相手「晶」は、
私は王子さまは諦めた
そんな発言をしていたのでした。
まぁ、それぞれ素直になる切っ掛け待ち、みたいな感じですね。
「姫子ちゃん」はなにゆえ、あんなボーイッシュになっちゃったんだろう。
(名前の反動か?)
それが躊躇させることとなった要因の1つだと思います。

161:「秘密基地」 前後編
山にある小屋を秘密基地にしよう、と言い出した「香澄」
彼女はそこで高校が別になってしまう「詩穂」に告白をしたのでした。
ごく簡単にはそうしたオープニング。
”秘密基地”は部屋が姉と一緒である彼女が考えた、その時に必要な空間でした。
前編は良いですが、個人的には後編が…。
もうひとパンチないと、イマイチ説得力が弱い気がします。

 【 その他 】

以上、「御影石材」センセでした。
調べたところ一般系で漫画を描かれていて、こちらは3冊目…でいいのかな。(書いた15/10/10現在)
百合漫画はすっかり当たり前(※個人の感覚です)になりましたが。
えっち要素がメインの成年向けというのはまだ珍しい感じ。
楽しめました。
ただ、冒頭の表題作みたいなのより、やっぱりザ・百合漫画というべき「炎と雨」から続くシリーズみたいなのが良かったです。
…あ。
お話でガッチリ刺さったのは「隣部屋から愛を」ですね。
当初の予測と違い、不意に泣きそうになりました(本当)




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : ラブコメ 百合漫画 ツインテール

■ふしだらシェアハウス (ほんだありま)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、むちむち
・構成 : カラー(4P)10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、イラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ふしだらシェアハウス」です。

水泳選手「百瀬凜」
※水泳選手「百瀬凜」

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編漫画。
ヒロインが各話バトンタッチしていく連続話です。
それぞれが抱えているなんらか問題をえっちにて解決してしまう、いわゆる問題解決型。
特にメインとなるようなストーリーはなく。
オチはこうしたハーレム漫画での定番で、ごくあっさりしたものでした。
ジャンルは軽いタッチのラブコメ話。
揉めたりなんだりはなく、ブラックとか特殊ブレイはありません。
(※特殊なプレイは…正直、ちょっとある)
ごく読み易い反面、内容もそれなり
様々タイプの女性らとの、色々なシチュエーションでのえっちが楽しめます。

さらりとしていて、強さもある線での作画。
デジタルな濃淡で色彩はやや淡いもの。
描き込みは細かさあり、大小で変化あるコマ割りも含めて、賑やかな原稿具合。
それなりに枠間は確保されていましたが、どちらかと言うと全体はコッテリした味わいです。
人物画は尖った髪・輪郭と大きい目が特徴。
むちむちとしたスタイルが良く、ぼってりとした大きいバストが魅力的でした。
漫画はコメディー崩しなどもお上手で、適度なメリハリ具合。
小コマでも違和感なく、バランスに優れています。
稀に気になるところありましたが、些細な程度。
癖は強い方なので、迷った方は裏表紙や紹介帯の漫画カット絵で判断ください。

 【 収録話 】 10話収録

進学した「大野啓太」
学生時代に家庭教師をしていた「如月真矢」の紹介で、彼女も住んでいる大学に近いシェアハウスに入ることとなりました。
そちらのほか住人9名は、皆女性ばかり。
唯一の男性となった彼は、タイプの異なる女性らと次々に親しくなっていくのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

あとがきに「めぞん一刻」的な~とありましたが。
いわゆる、アパートでの集団生活みたいな漫画となっています。
前述したように、主人公「啓太くん」以外の住人は全て女性。
各話ヒロインが変わり、最終話は全員での複数プレイというお約束な構成です。
特に彼が想い焦がれるような、メインとなる女性はおりません。
いちおう、↓表紙ほか目立って描かれるのは紹介した「真矢さん」
スペアキーを彼と交換しており、それもあってかえっち回数も多いのですが。
特に彼女という位置づけではなく。
その友人でOLの「野島理子」が性格もあって、多少そうした言動をしていたくらい。
皆さん独占欲は薄く、住み家と同様に彼を巧い事シェアしておりました
あっさりしてますね。

元家庭教師「如月真矢」、OL「野島理子」
※左:元家庭教師「如月真矢」、右:OL「野島理子」

ゴタゴタ、ドロドロしたややこしい展開にならない反面、お話はそれなり。
よく言えば明るいラブコメ漫画なのですが、読む深さはありませんでした。
なんというか、一般えっち系でよく見られるような感じですね。
個人的には…。
せっかくあれだけ個性的な面々が揃っているのだから、もう少しそれぞれヒロイン同士の交流とかやり取りが見たかった
ちょろっとは描かれているんですけどね。
集団生活なのですが、[もりあげ7]にあったような、関係性もあまりないんですね。
10名のヒロインはやはり多すぎではないかなぁ
主役なのに「啓太くん」はまた個性薄く。
良くも悪くも主張しない男子。
せめてヒロインの誰かを彼女認識でもしてくれれば、他女性とのえっちを避けようとしたり、嫉妬されたり、各キャラの人間味も増したかと思うんですが。
そのあたりが、実に残念でした。

住むシェアハウスは5階建て。
上に行くに従ってフロア面積が小さくなり、台形みたいな形。
1階はキッチン、浴室などの共有スペース。
部屋は2階から上に4部屋・3部屋・2部屋・1部屋となっていて、トイレは各部屋に設置されていました。
そのうち、5階に住む住人は”ほとんど会ったことのない謎の人”ということで「UMA様」と呼ばれていましたが。
あっさり9話で姿を見せており、その正体も驚くようなものではなく。
なんだか…謎とした割りに、勿体ない印象でした。

1話目はお隣203の元家庭教師「如月真矢」
カラー原稿を独り占めしています。
(※雑誌掲載時には、ほかエピソードでもカラー原稿あったようですが)
引っ越し話で、友人「理子さん」が挨拶程度で顔を見せたほかは、ヒロイン登場なし。
片付けが一段落した後に、”進学&新生活祝い”として、あっさり服を脱ぎだしていましたが。
これが初えっち。
家庭教師時代にはよく胸を見ていた、とのことでしたから、「啓太くん」にとっては悲願達成みたいなものだと思います。
良かったねぇ。

歓迎会の2話目は眼鏡のOL「野島理子」
冒頭ではスペアキーを交換した「真矢さん」が朝のサービスをしてくれていました。
黒いレースの下着がエロい。
歓迎会ということで、今後登場するヒロインらが一堂に会しています。
シェアハウスの追加説明もありました。
よくある漫画と違い、女の園に唯一の男子となった彼に異を唱える者なく
皆さん歓迎ムード。
そのうち、唯一浮かない表情をしていた「理子さん」を気に掛けるのが切っ掛けです。
あんな所にスマホ落とさないように(笑)
そもそも、手を伸ばせば拾えそうにも見えましたが…まぁ、些細なことか。
大胆な屋上えっちとなっています。
何に悩んでいたのかは、本編でご確認ください。

オチから続くような「理子さん」とのエプロン姿えっちで開始の3話目。
友人「真矢さん」が参戦し、複数対決えっちみたいになってます。
よくよく見ると、”恋人”という発言を、明確に否定してましたね、「啓太くん」
「真矢さん」は学生時代からの憬れな女性ではないのか…。
そもそも、彼女がまったくそうした雰囲気を見せてないため、心の中で線引きをした結果かもしれませんが。
複数プレイを目撃した水泳選手「百瀬凜」が今回のヒロイン。
(部屋は201で、他3名と同じ2階の住人なのです)
ショートカットで名前そのまま凛々しい雰囲気の「凜さん」
浴室の使用順序を利用し、お風呂えっちとなってます。
競泳水着を着用してました。
「真矢」・「理子」とは全く異なる、えっちに慣れてない彼女を堪能ください。

4話目は留学生「クロエ・ホワイト」
典型的な外人ヒロインという感じですね。
チアリーダーもやっているようで、裏表紙ではそんな衣装となっていました。
本編は浴衣姿なんですけどね。
(※7話冒頭でそんな姿でのえっちが見れます)
「啓太くん」が持っていたプラモで共通の趣味を発見し、「クロエさん」が部屋に招いたのが切っ掛け。
掛け軸や刀まで飾られている、その部屋が楽しい
ガチャガチャ色々混じったような喋りにも注目です。
よく知ってるなぁ。

5話目はシェアハウスでの最年長、保母「鈴木ちとせ」
彼女の切っ掛けとなったのは、またまた「真矢」・「啓太」のえっちがためでした。
(※ちょうど2人の部屋の真上が「ちとせさん」の303なのです)
保母の業務中にふと感じていたことを、彼に実践してもらう流れ。
赤ちゃんプレイですね。
収録で相当にはっちゃけたプレイなのですが…しっかり対応する「啓太くん」が凄い。
さすがはやりちん主人公
問題解決という意味でもしっかり役立っていました。

6話目はパティシエ「甘音亜美」
バツイチだそうです。
向かいに有名スイーツ店が出来、危機的状況となった彼女の店。
アイデアで悩む「亜美さん」は、男性の意見も取り入れるべく「啓太くん」に協力を依頼するのでした。
なにげに甘いものが苦手だった「啓太くん」は偉い。
それがため、ああしたえっち展開になったのかな。
さすがバツイチ女性。
ただ、お話はもうひとパンチ欲しいかなぁ…。

冒頭にて、「凜さん」・「クロエさん」・「ちとせさん」・「亜美さん」らとのえっちが見れる7話目。
「理子」・「真矢」らは複数プレイでした。
独占したいだろう「理子さん」は気の毒。
そうした、下半身中心の生活で日に日に衰弱していく「啓太くん」を見かねた看護師「園田唯」さんが診断するというエピソード。
「クロエさん」に続いて、個性的に部屋を飾っている彼女
ナース服のスカート丈が短いのは、コスプレ衣装がためかな。
(※本来のナース服は基本持ち出しできないと思う)
原因を問うた際の「啓太くん」をまっったく勘違いした彼女が、えっちに持ち込むという流れ。
看護師としてはまだまだなようですね。
(※部屋の位置が最も遠いのです。UMA様は除いて)
黒ストッキングが良かったのですが、あっさり脱いでしまったのは無念。

留学生「クロエ・ホワイト」、双子ゲーマー「ヒカル」・「キララ」
※左:留学生「クロエ・ホワイト」、右:双子ゲーマー「ヒカル」・「キララ」

双子ゲーマー「彼方ヒカル」・「キララ」との8話目。
初の女性双子プロゲーマーだそうです。
実際にこんな娘らいたら、広告塔として大いに業界から利用されそう。
こらちの2人は、異変に気付いた看護師「唯さん」の依頼によるもの。
えっち最中にもゲーマーらしい言動がみれます。
複数えっちですね。
姉妹ならではのやり取りが楽しいです。
「唯さん」がまた良いオチとなっていました。

遂に「UMA様」が姿を見せる9話目。
新年会イベントに彼女が顔を見せるという流れでした。
その正体は…いちおう内緒。
本編にてご確認ください。
とある理由で、「啓太くん」は既に彼女を知っていました。
最終話は…やや唐突かな。
複数えっちにするための展開かと。
それぞれ個性を発揮したえっちなのですが…なにげに、こうした場面では水泳選手「百瀬凜さん」がイイ味をだしていました。
ちゃんと性格が反映されていて嬉しい。
また、そんな彼女を導く女性も納得な人選でしたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
前巻から察するに、こちらが21冊目くらいでしょうか。
漫画のタイプとしてはいいんですが。
せっかくの長編なので、もうひとパンチ欲しかったなぁ。
3姉妹シリーズのように、もし続編があるならば、もう少しそれぞれのやり取りとか交流が見たいです。
双子姉妹や「真矢」・「理子」などが面白かったので。
なにげに、最終的には「凜さん」といい関係になっていきそう。
他男性と付き合うのも難しいと思うので。






★ほんだありま センセの漫画紹介記事

オトメ御開帳] 成年
 センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
運んでニャンコ!] 一般
 メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
ハミ+コン!] 一般
 ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。 
侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
 なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
もりあげ7(全2巻)] 一般
 町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
人妻結び Hitodumamusubi] 成年
 人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
3姉妹のオモチャ] 成年
 芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。 
僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
 芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : ラブコメ コメディー ショートカット コスプレ 競泳水着

■近親痴・漢白書 (沢尻メロウ)

★まんがデーター  [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、近親、電車内、羞恥
・構成 : カラー(4P)、6話収録。
・おまけ: あとがき、
※FC2禁止ワードにかかるため、表題を若干いじくっています。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「沢尻メロウ(さわじり・めろう)」センセの「近親痴・漢白書」です。

妹「堂本ちえり」
※妹「堂本ちえり」

 【 構成・絵柄 】

1冊まるまるの長編漫画。
連続したストーリータイプで仕上がっていました。
ネタはタイトルそのまま、濃いものですが。
お話の基本はだいたいラブコメちっくです。
ラブは強くコメは弱め(※ああした世界はある意味コメディー的かもしれませんが)
単語の響きから想像されるブラックさはありません
はっちゃけた部分あり、ファンタジーっぽい都合の良いところもありましたけれど。
甘さとエロスが同居しつつ、そう前後に違和感のない、優れた連続話として仕上がっています
ああしたネタが不得意でなければ、オススメできる1冊です。

しっかりと強さもある線での作画。
濃淡はデジタル的ながらやや濃さあり、全体もキチンとした色づき。
描き込みはあっさりとした点も感じられました。
コマ割りは中小で、1ページ、2ページまるまるみたいな大コマもあります。
比較的枠間は用意されていて、コッテリした味わいをやや中和していました。
リアル色ありつつも可愛らしさある人物絵。
若干硬さを感じる部分もありましたが、おおむね問題なく、キュートに描かれています
ただし、引き絵や小コマは軽く。
背景や小物なども、もうひと、ふた頑張り欲しい気もありました。
そのあたりが安定すれば、また次のステージが見えてくるかも。
判断については、「ティーアイネット」さんの単行本なので裏表紙が良いと思います。

 【 収録話 】 6話収録

学生時代の帰り道。
「堂本ヒロ」は姉「奈々」と同じ混雑した列車に乗っていました。
姉からの提案で、その際にお尻を触らせてもらったのを切っ掛けに…。
いつしか、「ヒロ」はそうした性癖を持つようになってしまったのでした。
現在、「奈々」が結婚した後も車内での行為は変わらず続いており。
また、交流SNS「GROUPY」でも相手を求めていた彼は、そこで知り合った「マミ」をターゲットとしたのですが。
ちょっとした偶然から、そうと知らぬまま妹「ちえり」に仕掛けてしまったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

えー、まぁ凄いタイトルですね。
新たなアプローチでの近親ラブコメ
いちおう、近親についてはタブーとして描かれており。
いわゆる、ソレ系ラブコメの軽いテンションなものではありません。
ただ、表題のWタブーな単語から肌で感じられるだろう、重くダークな雰囲気は作品中にはなく。
また、もう1つのタブーについても、なんというか…羞恥プレイの1つみたいな感じで描かれています。
電車内ではそれぞれ他人として振る舞っているため、
”いかにして超えるか”
という、高いハードルの近親関係を打破する手段ともなっていました。
なるほど、これは巧い。
さすが、「沢尻メロウ」センセ。

麻美とちえり
※麻美とちえり

登場人物はそんな兄妹カップルが中心。
友人「麻美」にはメインとなる回もありましたが、姉「奈々」などは登場からごく僅か。
2人の心理変化がしっかり描写されています。
現代におけるファンタジー長編が堪能できるでしょう。
あくまでも漫画なので、くれぐれも実際に行動しないように

切っ掛けとなる1話目。
カラー原稿部分は、おそらく4話目あたりでの風景だと思います。
やっぱり「ちえりちゃん」は白黒原稿のが可愛いかなぁ。

性癖が開花することとなった、お姉ちゃんとの行為。
「ヒロくん」の年頃では、かなり強い刺激でしょう。
まぁ、道を踏み外すのも当然か。
察するところ、お姉ちゃんはあれ以前に経験あるようで…。
既に性癖を持っていたと思われます。
巻き込んじゃダメよ(笑)
姉「奈々さん」は今でも彼とそうした事を続けていて、描写では直接行為にまで至っておりました。
旦那より云々~という台詞ありましたが、当然でしょう。
うーん、決して良いこっちゃないでしょうけど、ソレとしてどちらも割り切っており、まったくの他人よりは明らかにリスクは少なく。
自分ではどうにもできない性癖なんて領域なため、ほかが健全に流れるならばそれもアリか
ただし、「ヒロくん」については交流SNSでの相手に実行する(※カキコミ全てが本物とは限らない)など、戻れない所にまで足を踏み入れてしまっていましたが。
いや、後の描写から察するに、それはお姉ちゃんもかな。

SNS上で知り合った「マミちゃん」とのプレイ。
到着駅の人の流れで、実は彼女とはぐれてしまうのですが…そうとも気付かず、目前の相手に続けてしまったのが、全ての始まりとなっています。
あの、”ちょっと違う感”を抱きつつ、手を出したのは非常に危険
それこそ大変なことになっても不思議ではないのですが、ある意味彼女で良かったかもしれませんね。
なぉ、受ける妹「ちえりちゃん」は「ヒロくん」にはっきり気付いており、彼はそうと知らぬまま~というのがポイントです。
結果的に、実姉から開花させられた性癖は、続いて実妹のそれを気付かせることとなってしまうのでした

妹「ちえりちゃん」のスカート丈が変に短くなったことに気付く「ヒロくん」
後から追いかけたものの、ギリギリ間に合わず。
同好の士が多く乗車している列車に、彼女は誘うような恰好で乗車することとなってしまうのでした。
後半の描写から察するに、キチンとした長さであればターゲットには選ばれないらしく。
これまでは正規な身だしなみで、そうしたのに遭わなかったのかな。
可愛らしい「ちえりちゃん」がため、複数との行為になってます。
お兄ちゃん好きを再認識する回ではあるんですが…これも結構危険
あれだけで済んで、良かったねぇ。
そうした意味で、前回直接行為までしていた「ヒロくん」は…。

後半は家にて「ちえりちゃん」の寝込みを襲うもの。
普段ならば、間違いなくお手付きはしないと思われますが。
友人(※彼も同好の士)の指摘もあって、彼女の変化を認識したがための展開です。
実は寝てない「ちえりちゃん」としては、朝と同様にお誘い実験。
だから、あれで正解
直接までシテしまうのは漫画ですが、それがためオチでの「ちえりちゃん」の言動が目立っておりました。

そんな訳で、表には出さないものの…という3話目。
冒頭では、今度は「ちえりちゃん」に夜の寝込みを襲われていました。
朝方にはまた別の女性が。
忙しいですね(笑)
お話は交流SNS主催のバスツアーに誘われるというもの。
立っている電車とは違い、隣の席に座る女性へのアプローチとなっています。
健全ではないけど、ツアーという企画ならば健全か。
相手はツインテールに髪型を変えていた、「マミ」こと「麻美ちゃん」でした。
いやぁ、偶然ねー。
「ちえりちゃん」とはごく親しい友人で、あっさり正体も見破られてしまった「ヒロくん」
それがため、お話はさらに発展することとなるのです。
水上ライブでのイベントに「麻美ちゃん」から誘われる4話目。
「ちえり」・「麻美」というWヒロインの眩しい水着姿が楽しめるボーナス回となっています。
前半は日常の続き。
「ちえりちゃん」の激しい登校風景が描かれておりました。
なにしろ2話目であーしたこととなってますからねー。
いちおう「ヒロくん」がベストポジションを得てはいたものの。
他男性からも手を出されるという、はっちゃけプレイです。
ああした後に、涼しい顔して教室で普通に会話している「ちえりちゃん」が凄い。
「麻美ちゃん」が暗躍してましたよ。
メインは水上ライブでの行為です。
「ちえりちゃん」は髪をポニーテールにしており、これまた新鮮でキュート。
2人を相手にしている「ヒロくん」が素敵。
全てを知る「麻美ちゃん」に対し、そうとは知らない「ちえりちゃん」がポイント。
オチ付近のぶっちゃけ友人トークが優しく、温かいです。

登校の「ちえりちゃん」
※登校の「ちえりちゃん」

とある事件の起こっての5話目。
このあたりから最終エピソード、クライマックスです。
「ヒロ」・「ちえり」の兄妹は、急遽電車にて長距離移動することとなったのでした。
席が向かい合わせになっているクロスシート。
これまでは、いちおうどちらかが気付かぬフリをしておりましたが…。
今回は、”しっかりお互いを認識した上でのプレイ”です。
時間が遅く、終電も近いため他に乗客はほぼなく。
かなり大胆なことをしていました。
ついにここまで来ちゃったかー

そんなんを受けての最終話。
姉「奈々さん」とのその後風景なども描かれ、エピローグ的な雰囲気です。
そして、妹「ちえりちゃん」とは…どうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。
「ちえりちゃん」はいい娘だなぁ、というのがヒントね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「沢尻メロウ」センセでした。
トータルでは5冊目…で良いのでしょうか。
こちらのブログでは、「エロゲー彼女 ~エロカノ~」を紹介しています。
そちらと同じ長編漫画ですわね。
こうしたネタでのラブラブ漫画というのは新鮮。
オチがまた素晴らしいものだったので、気になった方はぜひに。

印刷か

ちなみに、最終話なのですが。
4ページほど、極端に色の薄いページが差し込まれてました。
(↑そんな感じ)
これは印刷ミス的なものでしょうか…。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : ラブコメ コメディー ツインテール ファンタジー ポニーテール

■私のご主人様になりなさい! (綾乃れな)

★まんがデーター  [12.5/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、ハーレム
・構成 : カラー(6P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、新田家婚約者候補付きメイド図鑑。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綾乃れな(あやの・れな)」センセの「私のご主人様になりなさい! 1巻」です。

「真綾」vs「亞梨寿」
※「真綾」vs「亞梨寿」

 【 構成・絵柄 】

収録は2巻以降へと続く長編ストーリー。
明確なラストに向かって進む連続話となっていました。
ジャンルとしてはラブコメ
主人公以外はまさに女性ばかりという、ハーレム的な要素もあります。
また、そうしたポイントからお話の流れもあって、一般系ながら豊富なサービスシーンが最大の特徴です。
バストトップは無論のこと、限りなく直接行為に近いところまで描かれていました。
そのあたりはだいたい期待通りか、それ以上で楽しめることと思います。
派手なはっちゃけハーレム漫画が好みならばオススメ。

太めで濃い線での作画。
強い黒で濃淡はハッキリ・クッキリ。
描き込みはやや軽めくらいでした。
枠間はだいたい確保されていて、細かいコマ割り。
変化も少な目でしょう。
ぶち抜きはたまにあったものの、コマ内への収まりも良く。
色の濃さある割りに、そう見辛くは感じませんでした。
小さい輪郭ながら目は大きく、全体的に鋭角な人物画。
けっこうデフォルメ感がありました
故にバランスはかなり独特さがあり。
はっきり人を選ぶものだと思います。
正直なところでは、もう少し丁寧さが欲しいですね。
カラーでも感覚は変わらないため、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 5話収録

主人公「新田和馬」は、昭和の石油王として名高い「新田貞吉」の直系。
現在の当主にして母「アリカ」の指示により、高校入学を機に正式な財閥の跡取りとして屋敷に入ることとなりました。
また、それと同時に婚約者候補という「五條百合奈(ごじょう・ゆりな)」、「三日月連珠(みかづき・れんじゅ)」、「岩屋六花(いわや・りっか)」の3名を紹介されてしまったのです。
親が決めた婚約者を反対する彼に対し、そのうちの1人「百合奈」はここに立つ覚悟のほどを語り…。
さらに、彼の子供を授かった者が勝利者となることを提案したのでした。
また、「和馬」付きとなった専属メイド「占澤真綾(うらさわ・まあや)」とは幼馴染みの間柄。
普通の生活を望んでいた「和馬」でしたが、こうして理想とは裏腹に華やかなものとなっていくのです。
大雑把にはそんな感じ。

専属メイド「占澤真綾」、「五條百合奈」
※左:専属メイド「占澤真綾」、右:「五條百合奈」

カラー原稿からの1話目は、いきなり「真綾さん」との衝突から。
いわゆるラッキースケベものの典型で、ぶつかった拍子にしっかりバスト揉んでいました。
↓表紙そのまま、結構なサイズですからね。
中扉ではパンチラしていましたが、えろいメイド服のお屋敷だこと。
こちらは現在の状況紹介と共に、たぶんメインだろう「真綾さん」とのエピソード。
着替え中にうっかり扉を開けてしまう、というお約束から、半裸状態のまま共にロッカーへ隠れるという素晴らしいコンボを披露してくれていました。
「和馬くん」は…こうした漫画の主人公だなぁ(笑)
個人的には眼鏡なメイド長「咲耶」さんが好き。

学校生活も始まる2話目。
こちらは候補のうち”典型的なお嬢様”という雰囲気の「百合奈さん」のターン。
1学年上の彼女は、勉強を見るという名目で部屋に誘っていました。
「真綾さん」の反応が楽しい。
どんなメイドだ。
勝利を目指す「百合奈さん」は色気で迫る作戦。
ただ、なかなか複雑な背景もあるようで、次の主役回などで徐々に語られていくのかな。
回想にあった”お正月のパーティー”はポイントになりそうな事件のようです。

冒頭は男性の朝の事情によって「真綾さん」がひとサービスとなっていた3話目。
こちらは学園で同クラスとなっていた、候補のうちクールな「連珠さん」のターン。
彼女もまた、とある事情によって今回の勝負にこだわっているのですが。
”人には言えない秘密”もあったのでした。
クールと言っても、やり取りは普通。
候補の中でもっとも付き合いやすい印象です。
(そのため、サービス描写も前回とはまったく異なっていました)
…で、そんな彼女と共に食堂へ行くのがメインなのですが。
ムダスキルが見る見るレベルアップしていくし…!
そう「真綾さん」が指摘したそのまま、「和馬くん」は”天然ホスト”とまで称されるようになっていくのでした。
当初の雰囲気は普通の男の子っぽかったんですけどねー。
お屋敷住まいでなかったようですが、やっぱりお金持ちの息子さんだと思います。

4話目はロリっとした候補「六花さん」のターン。
彼女も”お正月のパーティー”には参加していたようで、彼女が純粋に好意を抱く切っ掛けとなっていました。
性格的に、やはり「百合奈さん」のように誘惑することは出来ず。
結果として、サービスカットは前話と似た感じでの表現となっていたんですが。
後半にてぶっ飛んだ展開となるのでお楽しみに
また、それに対する”天然ホスト”な「和馬くん」にも注目です。
彼は相手が守りタイプだとぐいぐい自分のペースに持っていけるのかな。
(※1話の「真綾」、2話の「百合奈」はどちらもオフェンスですからね)
なお、回想シーンでは次のエピソードにメインとして登場する妹「新田亞梨寿(にった・ありす)」が初登場しています。

三日月連珠、岩屋六花
※左:三日月連珠、右:岩屋六花

5話目はその「亞梨寿さん」
メイド「真綾さん」とは彼女も昔馴染みらしく、会うなり激しくバトっていました。
年頃な娘さんなのですが、あっさり「和馬くん」とお風呂を共にしています。
いちおう兄妹だし、そこを引っ掛ける方がイヤらしいのかもしれませんが…。
(※お互いの全裸なのですが、どちらも恐ろしいほど何事もなくお風呂に入っています)
注目は、夜にまた対峙する「亞梨寿」・「真綾」のシーン。
なんとなーくオチのイメージが見えた気がしました
なお、彼女付きのメイド「睦心(むつみ)・ジョナサン」はN・O・A(新田・オイル・アーミー)という新田家の私兵であり。
珍しくド・シリアスな顔で警戒する「和馬くん」が見れます。
オチには新キャラも顔を見せ、2巻目はまた色々起こりそうな雰囲気です。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「綾乃れな」センセでした。
調べたところ、一般から成年まで多くの単行本を出されていました。
ひでるさんはたぶんこちらが初見。
決め手は裏表紙。
並んだ絵から、なんとなーく見覚えがあるような気がしたんですね。
正直、絵柄はあまり合わなかったのですが。
こうした漫画として、良い出来栄えでした。
ややキャラクターが多いかなー
なにしろ、最初に仕掛けていた「百合奈さん」が後半は直接接触することがなかったですからね。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】




tag : ラブコメ コメディー パンチラ バストトップ

■エロ本ですよ。 (高柳カツヤ)

★まんがデーター  [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、フェチ、眼鏡、ラブコメ
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、10話収録。
・おまけ: あとがき、
      描き下ろし「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高柳カツヤ(たかやなぎ・かつや)」センセの「エロ本ですよ。」です。

モカちゃん、冴島さん
※左:モカちゃん、右:冴島さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろし漫画は、いわゆるあとがき漫画的なもの。
センセに密着したドキュメント、という形式のコメディーでした。
(※残念ながらえっち要素はありません)
ジャンルとしてはその他もコメディー系。
濃く派手な描写で、そうしたものが可笑しさを誘ってくる感じ
短編によってはラブコメちっくなものもありましたが、楽しい雰囲気なものばかりではないので、お気をつけて。
後述する漫画の色彩そのまま、全体的にややビターな味わいもあります。
そのほか、キャラの眼鏡率が高く、直接のネタから描写までフェチ要素がありました。
そうしたのが合致すれば、またとない単行本になるかもしれません。
良くも悪くも短編によって様々に変化があり、まるまる合致するかどうかは微妙かも。

しっかりと強い線での作画。
濃淡は濃く、全体の色づきも黒め。
細かいコマ割りで変化も多く、こってりとしています。
まるで少年漫画雑誌のような雰囲気ありました。
原稿時期は14から17年。
各話にてややタッチの差を感じます。
ただし、昔からお上手なので、そうした点では問題ありません。
丸くつるんとした輪郭と横長な目の人物絵。
漫画っぽい可愛らしさです。
むちむちっと柔らかそうな胸まわり・腰まわりがエロス。
表現はやや大仰でデフォルメ感も大きめ。
とかくコテコテ濃厚で癖も目立ち、人をキッチリ選ぶものかと思います
判断については、おおむね↓表紙・裏表紙で大丈夫です。

 【 収録話 】 10話収録

003:「生き恥」 カラー原稿
デリヘルでやってきたのは、昔の同級生「杉原」だったのです。
そんな相手とのスクール水着プレイ。
こうした場合、気付いているかどうか微妙なまま、素知らぬ振りで徹底的にプロとして対応してくれるのがいいのか。
はたまた、
こういうの好きだったんだ…
とかなんとか、本編のように恥ずかしい思いをするのがいいのか。
どっちが良いのか、分かんないですね。

007:「季節感なくてゴメンね」
遠距離恋愛のカップルによる浜辺えっち話。
収録では最もノーマルなラブコメ話で、眼鏡・巨乳・日焼け・ビキニ・縞模様などキーワード満載
ラブラブで甘いカップル話となっていました。
ヒロイン「由衣」ちゃんは、むちむちな眼鏡美人で、水着もかなり際どいもの。
うん、収録ではダントツで彼女ですね。
「あっくん」いいなぁ。
ちょっと羞恥プレイな要素もありました。
ちなみに。
新人研修で焼けたようなのですが、バストから下半身まわりまで日焼けしてない部分がなく
どんな研修だったんだろう。

由衣ちゃん
※由衣ちゃん

033:「ぶちまわし恋物語」
「健」の家を訪ねた「モカ」
玄関へ入るなりの告白は、無事OKとなったんですが…。
彼はちょっと変わった性癖の持ち主だったのです。
コメディー色の強いラブコメ話。
眼鏡でショートカットが可愛い「モカちゃん」
思わず手足出ちゃうタイプですね。
最中での言動がため、ボコボコやられていました。
こりゃ、2人合わないかなー…って思っていたんですが。
最後の台詞が凄い。

まぁ、どっちにしろ後々には性癖がため巧くいかなさそう。
どーでもいいですが、「モカちゃん」は彼のどこが気に入ったんだろうか。

057:「無ぇかな~、こういう事。」
レンタルDVD店のバイトへ出かけた「榎宇(えのう)」
休憩に入った彼は、我慢できなくなって道隅で用を足していた同僚「鳴子」と鉢合わせしたのでした。

そこそこ年齢な女の子のこんな場面は…奇跡ですかね。
絵的に店とあまり離れてなく、もうひと我慢すればトイレ間に合いそうな気もするのですが。
ともあれ、そんなんがえっちの切っ掛け。
オデコ広く、麻呂眉みたいな眉が特徴の「鳴子ちゃん」
ちょっと面白い独特な娘さんで、えっちでの流れもそんな感じ。
あの場面は…手を出さない選択肢のが正解って気もしましたが。
(オチがあーならば、それもアリかな)
野外えっちになっていました。
「鳴子ちゃん」は休憩終わりだと思うんですが、それはまぁいいか。

079:「ちぐはぐな恋でもいいかなって」
学校の女子グループから目をつけられていた「矢部」
同じギャルですが、一匹狼で彼女らに敬遠されていた「冴島」
屋上で鉢合わせることで、なんとなく彼を助ける形になっていたのです。
そんな感じのギャルと気弱な男性のカップル話。
こうした漫画では王道なカップルですよね。
セオリーであるが故にこちらも読み易く、楽しく
口ではなんのかんの言いつつ、えっちに流される「冴島さん」が可愛らしく描かれていました。
この漫画の最大のポイントはオチ部分。
彼女が「矢部くん」を気に掛けていた、最大の謎が実に納得感あるものとなってますよ。
このお話も好きです。
続きあったらいいなぁ。

103:「女子陸上部男子マネージャー」
女子陸上部の男子マネージャー「石野」
基本的に女子がメインの現場で、やや厳しく扱われていたのですが。
そんな彼を、後輩「久保」は気にして手伝ってくれることとなったのです。
前半の雰囲気がガラリと変わる、ちょっと恐ろしいエピソード。
ショートカットの「久保さん」は、一見控えめで可愛らしい女の子なのですが。
途中からその本性が。
あー、せっかく可愛らしい娘だと思っていたのに…。
言葉攻めで進み、クライマックス部分もパンチ力あるものでした。
あの後どうなるかわかりませんが…いちおう”素をさらけ出せる存在”だと考えると、多少いいかもしれません。

135:「川の字で共に果てぬ」
男友達らで家飲みをしていた3人。
うち、トイレから戻った「隆也」はすっかり女の子となっていたのです。
そんな感じのファンタジー漫画。
「隆也くん」は丸眼鏡のむちむち女子になっており。
当然ながら、そのまま飲み会が進む訳もなく、「タケ」・「祐二」らとのえっち発展しています。
複数プレイですね。
つい、今の今まで野郎だった相手との行為は、多少複雑な気もしますが…漫画ですからね。
オチに注目。

159:「しみ恋」
じみ(地味)、ではなしみ(染み)ということで。
脇汗フェチなエピソード
そうしたネタな漫画はぱっと他で思い当たらず。
なかなか珍しいことと思います。

眼鏡な「水谷しずく」の悩みは、パットを入れていても目立つ脇汗。
人前など緊張すると止まらなく、日々を憂いでおりました。
そんな彼女に声を掛けてきたのが、クラスメイト「鶴沢」でしたが…彼は汗の匂い好きな変態だったのです。
まぁ、本人が待ち望んでいた、”受け入れてくれる人”なのでしょうけど。
いざ、目前にすると、複雑でしょうね
えっち最中も嗅覚・味覚で楽しんでおりました。
「鶴沢くん」からしてみれば、「しずくさん」の体質は完璧なのでしょう。
中盤の甘い展開が好き。
あんなんではあるものの、「しずくさん」良かったねぇ。

後輩「久保さん」、水谷しずく
※左:後輩「久保さん」、右:水谷しずく

181:「対童貞用派遣アンドロイド メイ」
無職で引き籠りの「鈴木秀徳」
そんな彼のもとに国から派遣されてきたというアンドロイド「メイ」が訪ねてきたのです。
曰く、10年前に出来た童貞税・無職継続税を回収しにきた、とのこと。
しかし、お金のない彼は、”精子買い取り代行”という制度にて返済することとなったのでした。

「メイちゃん」は螺旋ロールなツインテールのアンドロイド。
たまに手が武器に変化する以外は、普通の女性という感じ。
返済のため必要な58億という精子を出すため、えっち展開。
漫画では1回で2億くらいという台詞ありましたが、ネットでざっと調べたところでは、1~5億という感じ。
ため、だいたい20回以上は出し続ける必要がありました。
こりゃ、相当にハードだ
ちなみに、漫画では28回でのこり7億とか言ってましたよー。
それを補うためのアイテムがスクール水着
後半はそんなプレイになってました。

203:「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」 描き下ろし
あとがき漫画的なものですね。
”作者に密着したドキュメンタリー”
そう書いてありましたが、どこまで真実なんですかね。
だいぶ癖あるので、苦手そうな方は気を付けて
個人的には、せっかくこれだけのページで漫画を描き下ろしされるならば…。
収録エピソードの続きみたいなのが良かったなぁ、と。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「高柳カツヤ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
まさに紹介帯の”自由に~”そのまま、という印象。
店頭で感じた、どうかなー、という懸念ほどに振り切れた漫画はなく。
その点では、ひと安心。
「由衣ちゃん」・「「しずくさん」の両名は眼鏡のキュートな娘さんらでした。
「冴島さん」のお話も良かったです。
ただし、「川の字~」とか「アンドロイド メイ」のが独特でパンチもあるんですけどね…。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : ラブコメ コメディー ショートカット ファンタジー スクール水着 ツインテール

■青いさえずり (ニイマルユウ)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 恋愛、学生、ラブコメ
・構成 : 10話収録。
・おまけ: あとがき、合間に続き絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ニイマルユウ」センセの「青いさえずり」です。

あきらちゃん
※あきらちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
漫画の合間には、後日談的なイラストが差し込まれていて。
その後のカップルがどうなるのか、示唆されていました。
(※全て今後の風景ではないですが)
お話は初々しさもある恋愛話。
ラブコメっぽいものもありましたが、全体的にそう軽くなく、ほぼコメディーっぽさもなく。
男女の微妙な心理と共にお話が描かれていました。
紹介帯にある”センチメンタル”という単語は、そうした漫画群がためでしょう。
そのため、明るいばかりでなく、ちょっとブラックな色もあるのが特徴。
かと言って緊張感ある、重たい暗いエピソードばかりでもありません。
読める恋愛漫画ですね。
プレイについてもぶっ飛んだものなく、そのあたりでの問題はありません。

強くさらりとした線での作画。
黒が強めなデジタル彩色で、描き込みはやや細かめ。
コマ割りは中小で白比率があり。
はみ出しが多めでしたが、見辛い印象はありません。
今風で綺麗にまとまっていたと思います
前述したように、明るいばかりの話でないためか。
緊張感ある雰囲気で、独特な空気感。
漫画っぽさある可愛らしいキャラ絵なのですが、どことなくリアルさもありました。
そうした様々を支えているのは、あちこちの優れたバランス感覚だと思います。
ちょっとしたコマでも違和感などはありませんでした。
判断については、↓表紙よりも裏表紙。
紹介帯のカット絵も参考に良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「春までは」
キスは頻繁にしているものの、付き合ってはいない「裕人」・「七瀬」のカップル。
告白で関係が破綻することを恐れる彼は、ぬるま湯のような関係を続けているのですが。
「裕人」は東京へ進学することが決まっていたのです。
そんな2人の初えっちエピソード。
こうした際に積極的なのは、やっぱり女の子
あちこちの言動で真意は分かるかと思いますが、なかなか難しいですね。

七瀬さん、田村さん
※左:七瀬さん、右:田村さん

023:「曖昧性愛」
ごく親しい男女の友人同士「雪」と「涼」
お互い付き合う相手いるんですが、クリスマス前に「雪」は彼女から振られてしまい。
友人「涼」に慰めてもらったところ~という切っ掛け。
まぁ、なにゆえ2人が付き合っていないのか、という感じ。
「雪くん」の話を聞く限り、ほぼ恋愛感情はないようでしたし。
また「涼ちゃん」の方も、感情なく体のみの関係な雰囲気。
そもそも、単独プレイのが好きだと言ってましたからね。
えっちについてもこれが初な様子。
ちょっと近すぎたのかもしれませんね。
もう少し時間とかなんとかが必要かな。

045:「青い囀り」
クラスで人気者な「三嶋」とひょんな切っ掛けで会話するようになった「田村」
しかし、彼には付き合う女の子がおり。
それを切っ掛けとして、次第にクラスで孤立してしまうのでした。
そんな感じの表題作。
「田村さん」のフリフリな下着姿がキュート。
彼女が「三嶋くん」とああした行為をしているのは、おそらく冒頭の発言を受けてのもの。
オチがあーで良かった。
ただ、女の子同士は怖いですね。

065:「イメージプレイ」
あまり女の子らしくなく、えっちでも主導権を握っていた「司」
付き合う「山下」はそんな彼女に、
”男の子の「司ちゃん」が、朝起きたら女の子になっていた”
そんなイメージプレイをお願いしてきたのでした。
収録でも好きなお話。
これはラブコメちっくですわねー。
女性になってしまった元男子、を演じる「司ちゃん」がどんどん可愛くなっていくところがポイント。
なるほど、確かにそうしたものかもしれません。

087:「酔蜉蝣」
飲み会で酔っぱらった「御園麻依」を家まで送る「山下」
前髪長く、いつもマスクをしている人が苦手な彼を「麻依」は嫌っており。
女子率が低いためか言いたい放題な彼女は得意でない相手でした。
わざわざ家まで送ったものの、好き勝手に暴言を吐く「麻依」に対し、ついに「山下」はキレてしまうのでした。
そんな感じの黒いオープニングなこちら。
タイトルは”よいかげろう”と読むようです。
そうした切っ掛けから、関係するようになっていた2人。
彼女の想い人である「坂上」に”先日の事は言わない”という取引がためでしたが。
彼が確信するように、「麻依ちゃん」もなかなかにエロい娘さんでした。
後日談があーで、なんだか安心。

107:「昔日の彼方より」
1年前間で共に暮らしていた、元義妹「横山史歩」
訪ねてきた彼女は、「譲」にとある告白をしてきたのでした。
どんなんかは、いちおう伏せますね。
久しぶりな「史歩ちゃん」のバストに見とれていた「譲くん」
もともと言うつもりではあったようですが、それが切っ掛けでの彼女の告白です。
どーでもいいですが…エロいよ、「史歩ちゃん」
あるいは、それに気付いていたがため、ああしたプレイになっていったのかもしれませんね。
オチページが好き。
ちなみに裏表紙はこちらの「史歩ちゃん」だと思いましたが、あってるかな。

127:「家出のススメ」
ここから3話は収録のうち古い原稿なのですが。
仕上げの違いか、はたまた加筆修正の結果か、雰囲気ではこちらが最も作画の差を感じます。
お話は掲示板で「クロネコ」と名乗る家出少女を、下心たっぷりで自宅に泊めるというもの。
可愛らしい割に、やや影を感じるヒロインです。
まあ、ぶっちゃけ男性は期待するのが普通
こちらでは分かり易く、宿泊交換条件としてえっちを要求していました。
それでいて、とある理由でイラつく彼。
うん、まぁ、分かる分かる。
お話の空気感とは裏腹に、かなり甘いオチが待っているのでお楽しみに。

143:「変わり目」
「池ヶ谷」・「あきら」という年の差カップルのエピソード。
収録時期ではこちらが最も古い原稿でした。
いつも夕方に彼のアパートを訪ねていた「あきらちゃん」
ポニーテールにスパッツ姿。
一人称は「オレ」という、体育会系な女の子です。
まぁ、大人な彼の方からは手を出しづらいでしょうから。
どうにかするならば、頑張って積極的にするしかないでしょう。
いっぱい・いっぱいな様が可愛いです。
あと本編後の後日談イラストにも注目。

161:「同窓会」
同窓会で久しぶりに再会した元カップル「佐々木(のん)」・「長谷川」
今度結婚するという彼女でしたが、2人してその場から抜け出すことを提案してきたのでした。
いきなりのえっち展開。
積極的な元彼女に驚く「長谷川くん」
そして、その最中には気付くことがあったのでした。
…と、こうした場合、男性陣はその場の雰囲気をくみ取って同じような考えになるかなー。
彼の昔の対応は決して誤りでなかったのでしょうけど、難しいわね。
また、あのオチも正しいだろうと思います。

クロネコさん、岡はなび
※左:クロネコさん、右:岡はなび

181:「イマジンな愛の歌」
金曜日いつもの居酒屋で飲んでいた主人公。
そこで女性に声を掛けられ、マンションまで招待されたのですが。
歌手「岡はなび」だという彼女は、スキャンダルの相手となるよう依頼してきたのでした。
そんな感じに不意な幸運が舞い込む、とても羨ましいお話。
「はなびさん」の言動を見る限り、結構な有名人の様子。
髪型とか見る限り↓表紙は「はなびさん」でいいのかな。
誘ってきた割りに初めてだったりして、可愛らしい彼女。
そうまでして、スキャンダルを起こそうとした理由は…というお話でした。
ラスト位置に相応しい、読後感の良い作品です

 【 その他 】

そんなこんなで、「ニイマルユウ」センセでした。
こちらが初単行本…かと思ったら、一般系で1冊ありましたね。
やや意味深なタイトルで、紹介帯の文面もあり。
あるいは、超ブラック展開なドロドロした漫画群かと思いましたが。
そう黒々しくはなく、読み易いものでひと安心。
作画・お話ともに高い完成度でした。
読み応えもありましたよ。
次はぜひ連続したお話が見たいです。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】




tag : ラブコメ ポニーテール

■妹スワップ! (木谷椎)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、妹
・構成 : カラー(4P)、短編×11話収録(うち「妹スワップ」×3)
・おまけ: あとがき・作品解説、ゲストページ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷椎(きや・しい)」センセの「妹スワップ! いもうとといもうとをとりかえっこ」です。

妹「遥香ちゃん」、爆乳天使「みさきちゃん」
※左:妹「遥香ちゃん」、右:爆乳天使「みさきちゃん」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題作の連続話と短編。
メインの中編は3話ほどの連続話で、2名のヒロインがそれぞれ担当した後に集合するという、スタンタードな構成でした。
そのほかは純粋な短編。
他単行本からのシリーズも1話ありましたが、繋がり要素は薄めなのでそう問題ないでしょう。
ジャンルはラブコメ。
タイトルもあって妹が目立ち、可愛らしくまとまっていました
基本的には明るいエピソード群でしたが…。
そう軽すぎることもなく、ちょっとした拘束プレイなどもあって、楽しめることと思います。

柔らかな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、やや濃淡も強め。
描き込みは細かめですが、上下左右の隙間は比較的確保されていて。
白比率がそれなりにありました。
コマ割りは中小でそう複雑なものでなく。
枠間も確保されていること多め。
色はしっかりしていたものの、そうコテコテした印象はありません。
大きく丸い黒目なヒロイン画が特徴。
広い輪郭で漫画らしい可愛らしさでまとまっています。
妹ネタはピッタリですね。
背景や小物もしっかりしていて、作画は良好
漫画もお上手で、特に引っ掛かるような部分はありません。
カラーも綺麗でした。
そう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

003:「妹スワップ」 3話 カラー原稿あり
兄「三枝春秋」と妹「三枝千歳」は体の関係もある、お付き合い中。
「千歳」としては、やはり普通のデートがしたかったんですが、さすがに世間体もあり控えていたところ。
それを聞いていた、成績優秀・運動神経抜群、そして金持ちの息子という「二階堂時次」から、
”休日に妹を交換する”
そんな提案をされたのでした。
彼も妹「二階堂なゆた」と、兄妹ながら同じく関係していたのです。
だいたいそんな感じ。

兄妹の近親カップルのお話。
最大のポイントはタイトル通りにスワッピングするということ。
妹を交換することによって関係は健全なものとなるんですが…実際のカップルは別という、なかなか不思議な関係が楽しめます。
良いアイデアだと思います。

1話目は「春秋くん」と「なゆたさん」
ロングヘアの「なゆたさん」は巨乳の美人で、初登場は拘束具をつけていました。
兄「時次」を「時兄さま」と呼んだり、なかなか面白い娘さん。
彼を信奉しており、今回応じたのはその命令であるため。
そんな訳で、「春秋くん」にはまったく心を開いておらず、硬い表情なのでした。
自ら服を脱ぐなど、えっちには協力的なんですけどね。
そうした頑なな彼女に言った台詞が見事
ううむ、「春秋くん」ヤルねぇ。

二階堂なゆた、三枝千歳
※左:二階堂なゆた、右:三枝千歳

一方の「千歳ちゃん」と「時次くん」は2話目にて。
貧乳・ツインテール(おまけに縞パン)と、可愛らしい彼女。
先の「なゆたさん」を見てれば想像できると思いますが、その趣味は偏ったものがあり。
デート後、ホテルに到着した早々に拘束されていました。
色々なアイテム使われていましたよー。
なお、そんな感じで前半はすっかり「時次くん」のペースだったんですが。
とある理由がため、後半に主導権を握っていたのは「千歳ちゃん」でした。
何があったかは秘密。
うん、「千歳ちゃん」はいい娘ですね。

そんなこんなで3話目はセオリーに4名でのえっち。
途中入れ替わったりなんだりしていましたが、ラブラブでしたよ。
それぞれ1、2話でキャラが示されていたこともあり、個性的なやり取りが良かったです。
オチにはなるほど、という発言が。
その後の4名どうなるか、ちょっと見たい気もしました。

057:「失恋?メリークリスマス」
クリスマスイブのデートにサンタのコスプレをして出掛けた「遥香」
しかし、待ち合わせ場所で撮影会みたいになってしまい。
その姿を見た彼氏にドン引きされた結果、不意にフリーとなってしまったのです。
こうして、「遥香」は兄のアパートへ押し掛けることとなったのでした。

もともと冒頭4ページはカラー原稿だったみたい。
まぁ、待ち合わせ場所にあんな格好で来られたら、普通は引くだろうなぁ。
たとえ撮影会になっていなくても。
…隣、歩けないよ
ちなにみ、サンタコスといっても、白髭爺なソレでなく、いわゆるミニスカサンタ。
胸元の露出あり、へそ出しでスカート丈もごく短く。
結構な勝負具合でした。
漫画は兄妹の近親関係で、1日棒に振った形の妹「遥香ちゃん」が仕掛ける話。
会話を見る限り…そう頻繁でないものの、これが初ではないのかな。
どちらもスムーズにえっちへと至っておりました。
オチのやり取りが甘いです

075:「妄想小説(2)」
図書館のどちらかにある、昔の文芸部員が書いたといわれる小説。
いわゆる官能小説なんですが、作品として気になる構成で。
発見した「深山(みやま)」・「村雲」の2人も興味をもっていたのでした。
ちなみに、こちらはシリーズものらしく。
初単行本「乙女の恋愛情事」に1話目がありました。
特に繋がりはないようなので、知らなくてもOKです。
…で、その続きを「深山さん」が書いていて。
それに気付いた「村雲くん」と、図書室えっちが発展していくというもの。
なんのかんの言ってたのに、寸止めで不機嫌になる「深山さん」が可愛い。
股間に百科事典落とすわよ」の台詞が好き。

091:「姫子ちゃんとお風呂!」
親が留守の間食事を作りに来てくれた「姫子」
なぜか、本日は積極的で…
”一緒にお風呂に入ってみない?”
そう「功」を誘ってきたのでした。
既に2人はえっち関係にあるものの、まだ明かり点けるのも嫌がるほど。
そんな訳で、今回はなぜだか積極的な彼女と、新鮮な感じになっていました。
マットプレイをしてくれてましたよー。
まぁ、冒頭に前フリあったので、そんな彼女の変化というのはだいたい想像する通りでしょう。
そのまま濃厚なお風呂えっちに発展していました。
オチでもプレイは発展しており、今後もそんな感じでいくのかな。
いきなりお風呂な展開だったので、全裸満載な内容でした。

107:「性的指導」
教師「小木」は指導と称して生徒「音無智恵」と関係していたのでした。
大雑把にはそんな感じ。
冒頭のディルドプレイが好き。
エロいですね
Mちっくなヒロインで、後半はよりハードなこととなっていました。
雰囲気とプレイはそんなんですが、これはラブコメですわね。

123:「ミルクエンジェルへようこそ」
メイド喫茶の特別招待クーポンをもらった「滝沢」くん。
店に行ったところ、可愛くて巨乳という好みなタイプの「みさき」ちゃんが相手をしてくれることとなったんですが。
その「みさき」こそ、同クラスで”万年掃除当番”というどんくさい女子「一ノ瀬」の素顔だったのでした。

眼鏡取ると美少女、というベタベタなネタですね。
夜サービスは完全に風俗店で…あれは許可が必要だと思います。
「滝沢くん」は普段の対応がため、その「みさきちゃん」に好意をもたれており。
”最後の処女メイド”とか”爆乳天使”などと呼ばれていた彼女と、直接行為に至っておりました。
しっかり全員に見られながらのえっちでしたよ。
しかし、こんな裏メニューあるところで働いてるのは、何故なんだろう。
ツインテールな同僚「舞島ありか」ちゃんが気になりました。

141:「道草の花」
田舎の学校へ赴任した教師「牧村衛二」
様々な年代の生徒がいる賑やかなクラスをもっていました。
そのうち、唯一の高校生「山咲早苗」は素朴な可愛らしさがあり。
「衛二」は過去の事件を思い出してしまうのです。
ノスタルジー感あるしっとりとした作品
セーラー服の似合う「早苗ちゃん」はお下げ髪な可愛いヒロイン。
結構パンパンに張ったバストがいい感じです。
単独プレイもありましたよ。
メインは後者裏にて。
ここは非常に良いシーンでしたが…雰囲気と裏腹にドえろい「早苗ちゃん」が素敵
オチの数年後も含めて、収録ではこちらが最もお気に入りです。

山咲早苗
※山咲早苗

161:「たびだち」
妹「鈴音」と兄の近親モノ。
こちらも元々はカラー原稿だったようなんですが…白黒なのが残念。
同じ近親ネタでも先の「失恋?メリークリスマス」と違って、そのエピローグという感じ
そのため、オチはそこそこ重量感あるものです。
制服姿の「鈴音ちゃん」
ただ、現役ではなく、そのサイズは合っておらず。
ヘソ出し状態でパツパツでした。
まぁ、お兄ちゃんへのサービスですわね。
ホテルでのえっちとなっています。

177:「なかよしのクスリ」
男性のが年上というカップルが並ぶ中、こちらはヒロインのが年上。
登場する「克美」くんはショタという年代。
父親の薬を飲んだところ、男性器が反応してしまい。
それに困った彼が、近所のお姉さん「りな」に相談するというもの。
”口が堅い”、がアソコも硬いに繋がるくだりが楽しい。
ソレをどうにかすべく、えっちに発展していました。
こちらはオチが綺麗にまとまっていたと思います。

 【 その他 】

そんなこんなで、お馴染み「木谷椎」センセでした。
今回が6冊目の単行本。
こちらのブログでは「乙女の恋愛情事」、「どっちもLOVE!?」、「Mind of Sisters」、「Lovely Colors」、「ももいろsutudy!」、「~異端幻想~ ダークレグナム」などを紹介しています。
今回は表題作を中心に、ラブラブな作品群でした。
妹2人が並ぶ↓表紙はパンチあって分かり易く、良かったと思います。
「千歳ちゃん」はもっと縞パン強調しても良かったかなー。
ただ、読んでいてぐさーと刺さったのは「早苗ちゃん」
数年後の光景は、もう少しじっくり見たかったですよ。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : スワッピング ラブコメ ノスタルジー コスプレ ツインテール

■一求乳魂 (ごばん)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 巨乳、ラブコメ、ハーレム
・構成 : カラー(8P)、9話収録(うち「双球Loveシリーズ」×6)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「双球Loveアタック番外編」、
       カラー描き下ろし「双球Loveレシーブ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ごばん」センセの「一求乳魂」です。

後輩「小沢みさ」、小料理屋の娘「坂下奈々」
※左:後輩「小沢みさ」、右:小料理屋の娘「坂下奈々」

 【 構成・絵柄 】

収録はメインの連続話と短編。
メインはいちおうストーリー漫画でした。
複数のヒロインらと次々に関係を持ち、ハーレムとなっていくタイプ。
揉めたりなんだり、ややこしい展開にはなりません。
ある意味皆さん仲良く、楽しく分けあっていました。
短編も含めて、お話はラブコメなのですが。
とにかく、全てがおっぱいという印象
↓表紙に釣り上げられた人(←私です)が満足するだろう、巨乳漫画となっていました。
期待は裏切られません
ただ、お話としては正直それなり。
漫画・ストーリー重視の方は物足りないと思います。

しっかりとした線での作画。
全体の色づき・濃淡については丁度良く。
描き込みも過不足は感じませんでした。
コマ割りは中小で変化もあり、賑やか。
巻末の漫画が14年で収録では古いものなのですが、最近の原稿のが比較的すっきりとしていた印象です。
最大の特徴は、前述もしております巨乳っぷり
漫画中にボールを抱えている絵があったんですが。
まるでボールを3つ持っているみたい。
凄いですよ。
ただ、その極端なサイズがため、人物絵にはバランスが微妙なところが散見されます。
服装を含めたバスト付近の表現も、①違和感なく見れる、②いわゆる漫画表現だがそれとして納得して見れる、③どうにも違和感ある、という3パターン。
ぜひここはもう一歩、二歩頑張ってほしいところでした。
売りの1つではあると思いますが、もう若干サイズ抑えてもいいのでは。
また、背景などを含めた引き絵が弱め。
動きある絵も同様。
ほとんどは問題なく描かれているので、勿体なく感じました。
まぁ、対象とする読者が分かり易いので、それが好きかどうか。
判断には↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 9話収録

003:「双球Loveレシーブ」 カラー描き下ろし
011:「双球Loveアタック」 5話
2組の「朝倉かおり」に想いを寄せていた「高橋」
クラスメイト「佐藤」は同じバレー部の知り合いだったこともあり、仲を取り持つことを約束したのですが。
その様子を見ていた部長「沙希(星野?)」は、彼を罠にかけ。
強引に部のマネージャーとして、欲求不満解消の道具にされてしまうのでした。
だいたいそんな感じ。

部活動をメインとした、学園ハーレムもの。
舞台はだいたい学校なのですが、授業などのシーンはほぼなく。
基本的には部活動風景オンリーです。
ただし、それも場所などは関係なしにえっちばかりしていて。
これがバレー部のお話だということすら、すぐ忘れると思います(笑)
当然ながら、部員らは巨乳揃い。
ユニフォームはブルマでコレもいい感じなのですが。
基本的には、やっぱり胸メインな描かれ方でした。
登場人物は主人公以外はずらりと女性が。
女子バレー部ですからね。
ほか男子は完全にモブ程度。
いちおう想い人がいながら、次々に別のヒロインらと関係していく(させられる)お約束はこちらも同様。
ただし、ポニーテールの「佐山」さんだけは本編で出番なく。
カバー裏の番外編にて描かれていました。
1話目でも目立つ反応をしており、もう少し続いた場合とかは彼女もヒロイン候補だったのかな。
ちなみに、メインの「朝倉かおり」は何度か名前を「浅倉」とも書かれていて。
どちらが誤植なのか、よく分かりませんでした。

朝倉かおり、恵美・部長「沙希」
※左:朝倉かおり、右:恵美・部長「沙希」

冒頭話「双球Loveレシーブ」はカラー原稿の描き下ろし。
8ページまるまるえっちシーンでした。
こうしたハーレム漫画のオープニングらしい内容ですわね。
(※全ヒロインの顔見せはなかったですが)
切っ掛けとなる1話目。
前述した”ボール持ってる絵”というのは、こちらの1ページ目の「かおりさん」です。
ジャージ姿ですが、実に良いおっぱいっぷり
メインヒロインたる印象をしっかり与えてくれています。
ただし、こちらの相手はカラー原稿でも相手をしていた部長「沙希」・「(春川?)恵美」という先輩2人。
強引さもありましたが、妙なプレイのない複数えっちで。
これはコレで…いい脱童貞という感じ。
どきどき撮影する眼鏡な「佐藤さん」がキュートでした。

ツインテールな後輩「小沢みさ」との2話目。
悪戯っぽくも可愛らしい彼女は、1話目からなんらかを感じとっていたようですが。
前回のビデオカメラを発見し、自らも経験すべく「高橋くん」に迫るというもの。
先輩達ほど大きくないですけど…
とか言っていたものの、背丈小さい割には立派なバストの持ち主。
可愛らしい後輩キャラです。
前話では初えっちでもあり、主導権は握られっぱなしでしたが。
こちらでは2人に仕込まれただろう技術を、キッチリ発揮していました。
おまけに、
ごめん!可愛くてつい…っ
とかなんとか、どさくさ紛れにそんな事を言ってたりしていて。
さすがはハーレム漫画主人公という感じでしたよ。
「かおりさん」はどうした。

3話目はクラスメイト眼鏡の「佐藤さん」
毎日、目の前であんなの見せられて…
そう回想していましたが、毎回撮影してたのかな。
照れた表情が可愛らしく、1話目の登場時と違っていかにもヒロイン然となっていました。
相変わらず先輩2人のオモチャとなっている「高橋くん」なのですが。
こちらでは、いままで控えめにしていた「佐藤さん」のかなり大胆な奪還作戦が凄い。
バレたらトンでもなく怒られるぞ。
(※ああした悪戯での常連であるらしく、部長「沙希さん」らが濡れ衣で説教されてました)
1コマ顔を見せていた保健医が可愛い

別荘で強化合宿、という4話目。
「恵美さん」の別荘のようですが、雰囲気そのままにお金持ちキャラ設定でした。
なお、こうした漫画でのセオリーでは海辺だと思いますが。
こちらは山奥です。
ただ、皆さん水着ではありました。
巨乳水着大会ですよ。
合宿の筈ですが、 皆できゃらきゃらと遊んでます。
漫画内でもツッコミありましたが、まるで部活動風景とならない、珍しい漫画。
多少打ち解けてはきたものの、メインヒロイン「かおりさん」とはここまでまだ何もなし。
今回の相手は、別荘の持ち主「恵美さん」と後輩「みさちゃん」
先の水着姿での複数えっちです。
前回は分からなかったものの、並んだことで2人のバストサイズ差がハッキリ描かれています。
いやぁ、「恵美さん」は本当に大きいですね。
途中から眼鏡の「佐藤さん」も参戦。
派手な複数えっちとなります。
さらに部長「沙希さん」も加わるんですが…ここは最終話に向けて、ひと展開がありました。
どんなんかは内緒ね。
そんなこんなで最終話。
まだ合宿中でのエピソードです。
今日から気合入れていくわよ!
そうした感じでスタートしていたんですが…まぁ、成年漫画ですからね。
バレーっぽい雰囲気ないまま、エロいプレイでの特訓となります。
ようやく「かおりさん」が相手ですよ!
ただ、あーまで拒否していた彼女といかにしてえっち展開となるのかは秘密。
何の関係があるんですかっ!?
うん、確かにその通りだ。
最後まで待たされただけ、たっぷりページにてのえっちシーンが堪能できました。

なお、カバー裏の番外編は完全なるコメディー調です。
「佐山さん」の競泳水着姿がセクシーでした。

161:「Please kiss me」
小料理屋の娘「坂下奈々」は好意を寄せていた「ひろ兄」の依頼で、商店街イベントの司会をすることとなったのでした。
会長から渡されたコスチュームは、水着のようなもの。
「奈々ちゃん」が童顔な割りに巨乳だったので、かなりエロチックにはなっていましたが。
そうでなければ、普通の水着かな。
どっちにしろ露出は大き目なのですが。
そんな水着の勢いも借りて、「奈々ちゃん」が積極的にアピールするのでした。
お母さまが美人だったので、彼女も数年後は負けない巨乳美人になると思います。

185:「Love cheering」
地区大会の決勝戦で敗れた「俊也」
マネージャーで先輩の「篠塚恵理」は、そんな彼を慰めるべく自宅へ誘うのでした。
いちおう付き合ってはなく、当然えっちもこれが初めての様子。
友人男子らの発言や態度を見る限り、2人がラブラブだとは認識されてるみたい。
まぁ、「恵理さん」はだいぶ分かり易そうだったからね。
誘っただけあって、いきなりえっち仕掛けておりました。
黒パンストが素敵。
ただ、こちらのメインはタイトルそのままチアリーディング衣装。
途中で着替え、爆乳チアリーダーとなっていました。
オチはキス部分で終わって良かったのではないかなぁ。

先輩「篠塚恵理」
※先輩「篠塚恵理」

209:「secret study」
先輩から海に誘われ、さっそく店で水着を選ぶ「のぞみ」
そこまでついてきた彼が水着を買ってくれたのですが。
豊満な彼女のスタイルに対し、もはや紐同然というデザインだったのです。
カラオケ店に連れ込まれ、着替えを要求されるのでした。
こうした漫画の王道で、恥ずかしがりつつも着替えてしまうヒロイン。
まぁ、服も瞬時に脱がされていましたからねー。
水着に着替えさせても、ヤル事は変わらず(笑).
ガッツリとえっちしております。
カラオケ店をラブホ代わりにしないように。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ごばん」センセでした。
もとネタは「碁盤」とかなんでしょうか。
ぱっと見でやはり「ごはん」と勘違いしますわね。
こちらのブログでは、「絶対乳域」、「乳色吐息」などを紹介しています。
あとがきに3冊目とあったので、いちおう全て紹介しているみたい。
とかく目立っていたのが、今回の↓表紙。
あれは店頭で実に分かり易く、大正解だと思います。
いや、良いおっぱいでしたねー。
邪魔にならず、「乳」の漢字がしっかり目立つタイトルの色彩・位置。
そして背景は白で処理され、キャラをできる限り前面とした構図は抜群でした。
過去2冊よりもダントツで素晴らしい仕上がりだと思います。




★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : ラブコメ コメディー ツインテール 競泳水着 ポニーテール

■あつあつもちもち (東野みかん)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、ぽっちゃり、学生、制服
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、解説「東野みかんのひみつ基地!」、
      描き下ろし「おっきな彼女につつまれたい」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東野みかん(ひがしの・みかん)」センセの「あつあつもちもち」です。

小春ちゃん
※小春ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろし漫画があり、本編の別シチュエーション話となっていました。
単行本は「COMICS 高」レーベル。
皆さん学生・制服で、基本的にはラブコメです。
2話ほどブラックなお話も収録されていました。
そうした各要素もより、明らかに目立っているポイントが…登場ヒロインのぽっちゃり感
漫画なので、キャラは普通でもある程度ふっくらしているものですが。
こちらの場合は、お腹回りなどもぽてっとしているのが最大の特徴
作品中でもわざわざ腹肉掴ませたりしてますからね。
そうしたむちむち感が好みかどうか、という単行本だと思います。

柔らかな曲線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、描き込み・濃淡具合は丁度良いくらい。
コマ割りは中小でそこそこ変化あり。
枠間はだいたい確保されているんですが、はみ出し・ぶち抜きが多く。
原稿は賑やかな仕上がりです。
太目で人物絵が目立つのですが、背景や小物も疎かでなく。
メリハリなども含めてバランス良く、全体の手助けとなっていました。
変に気になる箇所はありません。
丸い輪郭でむちむちとしたスタイルが特徴的で可愛らしい。
明るさあるラブコメ漫画はピッタリ。
どちらかというと、ロリっとした娘よりもお姉ちゃん系のがハマっていたと思います。
ややカラーとは異なるものの、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「おっきな彼女に甘えたい」
高身長な彼女「茜」と付き合う「夏生」
同級生ですが身長差は大きく、自然と彼女に甘えるような形になってしまうのでした。
大きい彼女というのはいいですね
ちょううど胸あたりに彼の頭があり。
普通に抱き合うと、その巨乳に顔を埋めるような体勢になるのでした。
ラブラブえっちですね。
迫力ある「茜ちゃん」のスタイルを堪能ください。
描き下ろし「おっきな彼女につつまれたい」は4ページのショート。
彼女の部屋にてのラブラブえっちとなってます。
だいたい↓表紙からの続きみたいな感じでした。

茜、姉「ちか」
※左:茜、右:姉「ちか」

025:「お弁当と小春ちゃん」
付き合う「昇」は料理上手。
そのため「小春」はどんどんぽっちゃり体型になってしまうのでした。
収録作品で、太目を直接ネタとした短編。
まだそう太ってはいないですけどね。
お弁当作ったりもしている「昇くん」
良い主夫になりそう。
彼の語っていた、
この恰好が一番似合うんだよ
の部分は納得感ありました。
とりあえず「小春ちゃん」は間食を止めるのがいいと思いますよ。

049:「シャーベット・キス」
夏休み近く、だらける姉「ちか」
弟「健太」はしっかりとしていて、何かと彼女に代わってその世話を焼くこととなるのでした。
いちおう実の姉弟というカップル。
裏表紙が「ちかちゃん」
いいお尻ですね
ちょっと紹介帯が邪魔かなぁ。
本編でもそちらと同様でお尻・下着が切っ掛けとなっています。
らしくない、甘えてくるお姉ちゃんでした。
なにげに家事スキル上がっていくだろう「健太くん」はあののちモテると思う。

073:「彼氏にナイショで」
センセ曰く、”ライトな表現のネトラレ系”というこちら。
「勇太」は告白して憧れていた「灰谷ちゆり」と付き合っていたのですが。
彼女はほか男子らとの付き合いも継続していたのでした。
精神的には「勇太くん」とラブラブなのは嘘でないようなのですが。
肉体的にはほか男子ら3名との付き合いも捨て難いのかな。
タイトル・言動から察するに、「勇太くん」には内緒にしている様子。
漫画は知られぬまま終わっているのですが、知られた際に彼がどう反応するか。
初々しいだけ、ちょっと心配
なかなかの具合でした。

095:「Love Sickなお姉ちゃん」
タイトル”お姉ちゃん”ですが、こちらは実姉でなく近所のお姉さん。
隣に住む「雨音」は不在がちな母に代わり、よく「圭」の面倒を見てくれていました。
その日は風邪で寝込んでいた彼に付きっ切りで看病してくれていたのです。
収録で唯一の黒セーラー服女子です。
「圭くん」いいなぁ。
寒そうにしていた彼を温めてくれるのが切っ掛け。
あそこでわざわざブラ外しておっぱい出しているのは、いかにも成年漫画だと思います。
最終的にはえっちまで教えちゃう「雨音さん」
いちおう彼は病人だったのだけど。
お腹吸われるシーンありましたが、普通なら怒られそうね。

115:「暗闇ノ花ビラ」
浮気をテーマとした作品。
ただし、付き合う彼女はテキストだけの存在で姿は見えず。
そうした構成がため、だいぶブラック感は薄まっていました。
浮気相手は目立つ女子グループにいるクラスメイト「橘可憐」
彼がふとこぼした一言に反応し、えっちに誘うのでした。
まぁ、あの年代には刺激的でしょうねー。
派手な外見とは裏腹に、女の子しているのがまた凶悪。
けっこう本気だけど?
という前半の台詞はまさに本当だったのかもしれませんね。
コソコソしなければ、ごく普通のカップルなのですが…。

141:「お姉ちゃんの中でOしっこして!」 ※禁止ワードのため伏字にしてます。
こちらが「COMICS 高」でのデビュー作品、とのことですが。
また随分斜め上なネタをぶち込みましたわね。
しかも、ヒロイン「ショウコ」さんはだいぶ太めな女子で。
脱いだ際のおっぱい感が凄い
ややリアルさもありますね。
そこに尿なネタがブッ込まれるという、凄まじい作品でした。
あ、ついでに言えば、相手の男子「ヒロ」くんはまだ幼さあり、ややショタ色もあります。
ネタ的には盛りだくさんですが、好き嫌いはキッチリ分かれるでしょう。

雨音お姉ちゃん、バスで見かける女の子
※左:雨音お姉ちゃん、右:バスで見かける女の子

161:「サイレントバス」
収録ではこちらが最もお気に入り。
仕事帰りのバス内。
そこでいつも見かけるショートカットの女子学生。
彼女とは名前も知らない間柄でしたが、いちからか車内でえっちな行為をするようになっていたのでした。

抵抗せず、お互い触りあってるような2人。
最初がどんなだったのか、知りたいですねー。
下車後も会話などせず、あっさり別れるところがまた素敵。
車内でも言葉は交わさず、表情などだけのやり取り。
ちょっと怒ったような顔がキュートでした。
メインは珍しく混雑していた車内での立ちえっち。
じっとり汗ばむ背中のコマが良いエロス感
最後はあーんな感じになっていましたが…さすがに運転手は何も言えないか。
AV撮影じゃないんだから。
オチの1ページがまた意外なものなのですが、実に表情でしたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「東野みかん(ひがしの・みかん)」センセでした。
ざっと見たところでは、こちらが5冊目くらい。
当ブログでは、初単行本「世界は“ぽっちゃり”に満ちている」を紹介しています。
あとがきによると、成年漫画は初とのこと。
なんだか意外ですね。
意外、と言えば、今回収録のお気に入り「サイレントバス」
あれは実に良かった。
前述したようにラストは意外なものでしたが。
あの笑顔に男性陣は落っことされるでしょうねー。






★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : ラブコメ ショートカット

■今宵、都市伝説をご一緒に! (いとうえい)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] コメディー、都市伝説、フェチ
・構成 : 9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 合間に4コマ・ネタ絵、登場人物紹介。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「今宵、都市伝説をご一緒に!」です。

見えてるくせに、口裂け女
※左:見えてるくせに、右:口裂け女

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
基本的には1話完結のタイプ。
固定の主要キャラが、異なるシチュエーションにそれぞれ対応する、という感じ。
前エピソードの影響を受けたりはするものの、しっかりとした全体ストーリーは特にありません。
都市伝説を主ネタとしたコメディー漫画。
合間に詳しい解説なども入るため、よく知らない人が見ても大丈夫です。
取り上げられている伝説はいわゆるキャラもの。
普通は恐怖を感じさせるそれらに対して、堂々と対応する、果てはセクハラ行為に及ぶという、ぶっとんだ言動が楽しさとなってます。
あまり見ないアプローチの漫画だと思います。
描かれているのがセンセのため、一般ながらサービスシーンはちらほら
フェチっぽい描写もあり、目にも幸せな仕上がりでした。
個人的には、もうひと、ふたエロ成分あっても良かったかなぁ、と。

濃い線での作画。
ジャンルもあってか、濃淡は強め。
全体の色づきや描き込みはしつこ過ぎずに細かく。
賑やかな原稿具合ですが、見辛い印象はありませんでした。
丁寧で安定感もあり、乱れ崩れは見られません。
あちこち表現なども引っかかる箇所はなく。
漫画もテンポよく読み進められると思います。
こうした漫画なので、怪異はそれらしく。
ただ、基本コメディーなこともあってか、恐怖感はそう高くないと思います。
サービスシーン描写はさすがセンセという感じでした。
判断については↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

都市伝説に詳しく、専門分野とまで称される学者「笹塚康生」
「風間亜希」はこっくりさんでの異変を切っ掛けに連絡が取れなくなっていた友人「美紀」について、相談を持ち掛けたのでした。
危機を告げる彼女からの電話でそのアパートへと向かったところ…。
「美紀」は”狐憑き”となっていたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。

派手でエロス感ある、都市伝説なコメディー漫画。
基本的に怪異が”視える”学生「亜希ちゃん」が巻き込まれ、そういった事に興味深々な「笹塚」がかき回すという感じ。
そう、「笹塚くん」は趣味的に詳しく、興味・好奇心があるだけ。
解決うんぬんは3の次くらいというのがポイントです。
ああした恐怖の存在に怖気づくことなく、好き勝手振る舞うというのはなかなか新しい反応。
そのため、自然と怪異は女性型ばかりとなっていしたす。
男性怪異のエロスなんて楽しくはないですからね(笑)
相棒「亜希ちゃん」は可愛らしい女性なのですが。
色気振りまく(?)怪異らと違い、サービスカットはほとんどありません。
「笹塚くん」にとってはいちおう生徒であり、手を出そうという感じもありませんでした。
彼女自身に、なんらか憑いたりすれば…別だったかもしれないのですが。
漫画では暴走する「笹塚くん」に対するストッパーで、突っ込み役。
こうした漫画のレギュラーヒロインなのですが、驚くほどなにもありませんでしたよ。
…無念。

狐憑き、メリーさん
※左:狐憑き、右:メリーさん

003:「こっくりさん」
こちらが当漫画の切っ掛けエピソード。
「亜希ちゃん」が「笹塚くん」と関わる、切っ掛けとなったお話です。
電話までは、結構おっかない雰囲気もあったんですけどねー。
狐憑きとなっていた「美紀ちゃん」に対する彼の反応が秀逸。
うん、まぁ…確かに気になるところではあるかな(笑)
この回の凄いところは、ああして駆け付けたにも関わらず、まっったく解決していない点。
それでいいのか。
あるいは、この後も「美紀ちゃん」との話が続くのかと思いましたが。
(最終話など、ちらと顔見せがあります)

025:「メリーさん」
羊ではなく、人形の怪異。
徐々に向かっている旨の電話があり、最終的に「後ろにいるの…」でどひゃー、ってなるアレ。
唐突にそんな電話が「亜希ちゃん」の携帯に入り、またまた相談を持ち掛けるという流れ。
気味悪いですからね。
ただ、そんな怪異に対し、「笹塚くん」の取った一連の行動がこれまた独特。
あれで捕まえられるんだ
ゴスロリな西洋人形で、ソレとのやり取りが非常に面白いものでした。
前回と違って、アレでもいちおう解決はしており。
オチはかなりぶっ飛んだものです。

047:「見えてるくせに」
横断歩道などで、すれ違いざまに、
見えてるくせに…
そう呟くタイプの怪異。
実は「亜希ちゃん」視えるタイプであり。
その際に、「次は……」と気になることを言われてしまったため、仕方なく変人「笹塚くん」を訪ねるという流れ。
俺が解決しよう
ここでは本気で相談しに来た彼女に、そうした台詞を言っていました。
格好良いですね。
ただ、現場ではエロカメラマンみたいなことをやっており、パンチラ満載な回なのですが。
スカートだったのが失敗ですわ(笑)
オチが好き。

071:「口裂け女」
093:「続・口裂け女」
前回の問題解決によって、助手となってしまった「亜希ちゃん」
新聞に掲載(※胡散臭いタイプね)されていた「口裂け女」の記事で、2人して岐阜まで向かうというもの。
メジャーな怪異なこともあってか説明多く、初の2話構成。
出会い、いつものようにセクハラ対応が始まったあたりで2話目に。
「口裂け女」の意外な行動・性癖が明らかになっていました。
なるほど、色々な噂とも合致しますわね。
詳細はいちおう伏せますが、タイプがああしたお姉さん系ということもあってか、なかなかのエロス回となっていました。
しっかりバストトップも描かれたヌードが楽しめます。
あれは…なかなか良いなぁ。
「メリーさん」の回と同じく、こちらのオチも現代的でした。
しかし、現代のIT機器群はああしたものの風情弱めますね…。

117:「呪いの日本人形」
「メリーさん」に続く、再び人形の関わる回。
いつものアプローチとは違い、「笹塚くん」の出番がごく僅か。
全体的にはっちゃけたコメディー展開で、ひと休憩みたいなエピソードでした。
切っ掛けとなったのはまたまた「メリーさん」からの電話。
詳細は伏せますが、受けた「亜希ちゃん」は、
何この電話、前より恐いっ
そうダッシュするようなものでした。
「メリーさん」から友達として紹介されたのが日本人形「お千代ちゃん」なのです。
本来ならば、いい大人でもちょっと恐怖を感じるものですが。
センセの描く日本人形はごく可愛らしく、やり取りも可笑しい
ここはそんな人形2体のコスプレ大会みたいになっています。
また電話するわよ~~
とかぶーたれるコマが好き。
そんなテンションなんだ。
あのオチは確かに恐いよ。

八尺様
※八尺様

139:「きさらぎ駅」
161:「八尺様と…」
タイトルは異なっていますが、この2話も直接繋がったエピソード。
「きさらぎ駅」は次エピソードの前フリ的な感じ。
前回ほとんど出番がなかった「笹塚くん」が出ずっぱりでした。
うーん、相手が人間体でないと、やはり面白さが半減しますわね。
ただ、続いて登場する「八尺様」には不意をつかれたこともあってか、珍しく苦戦しており。
結構気になる展開で2話目となっていました。
まぁ、恐怖漫画ではないので、かくーんと落としてくるんですけどね。
さすがは「笹塚くん」
その後、「スキマ女」、「テケテケ」、「花子さん」などが立て続けに登場していましたが。
次回で最終回なためですかね。
うち「花子さん」はセンセが最も得意としていそうな所なのですが…。
現在の漫画事情が腹立たしいです
(※わずかな登場ながら、設定画なども収録されていました)

183:「怪人アンサー」
そんなこんなで、こちらが最終話。
詳細について伏せておきますね。
比較的新しい怪異、なんて台詞もありましたが、ひでるさんはこれが初見。
そんなんあるんですね。
最終回ともあってか、これまでのキャラがずらりと登場するお祭り回となっていました。

 【 その他 】

そんなこんなで本日は「いとうえい」センセでした。
↓下に並べましたが、当ブログでは何冊か紹介をしています。
一般系単行本ですね。
これが1冊で終わったのは…正直、ちょうど良い感じ。
ああしたモノに対して、セクハラをガンガンふっかけるというのは面白かったんですが。
これ以上続けても、パンチ弱まると思います。
一発ネタみたいなもんですわね。
「亜希ちゃん」のサービスシーン少なかったのは、ちと残念。



★「いとうえい」センセの漫画紹介記事

秘密の関係
 初見で刺さった6冊目。小さい教師「あゆみちゃん」など、いまだに好みな単行本です。
少女図鑑
 5冊目くらいの短編集。母親もありますが、全体的には年下系。絶版かな。
少女図鑑DX
 上記よりサイズの変更・2話追加という再販本。
LOVE!!恋の翼を探して
 近親・百合・ふたなりなどの要素ある、四角関係な恋愛長編。
恋の涙と愛の蜜
 明るいコメディータッチなフェチ短編集。
キスより大切
 「LOVE!!恋の翼を探して」の外伝も収録された、色々な短編集。
ぷりプロ ~Princess+Propose~
 お姫様との同居ラブコメな長編。おまけ要素も充実。
お姉さんじゃダメかしら?
 お姉さんがメインの年上系。知らぬうちに弟を自らの好みに洗脳する姉「京さん」が最高。
ぶらこんッ!?
 近親関係をテーマにした一般系。あとがき漫画も秀逸です。
お気に召すままご主人サマ
 駄メイド「リンさん」の一般系。頻繁にパンチラほかサービスカットも多めです。
その唇で囁いて
 先輩、先生など、年上系な短編集。コメディー「好きすき大スキ」もこちらに収録。
貴方を吸ってもイイですか?
 ヴァンパイアな複数ヒロインとの長編。どっちかと言うとコメディー色が強めです。
変質フェティシズム
 こだわりたっぷりのフェチ描写が見どころ。描き下ろし「お嬢さんはケモノさん」は人を選ぶもの。
恋人以上・嫁未満
 いきなり2人の嫁候補が押し掛けてくる一般系。
花のさえずり
 だいたい年上女性が揃った短編集。フェチ要素たっぷり。


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : コメディー パンチラ バストトップ

■声を聞かせて (きいろいたまご)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、制服
・構成 : 初単行本、8話収録(うち「悪魔のささやき」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きいろいたまご」センセの「声を聞かせて」です。

二宮萌香
※二宮萌香

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ前後編の他は全て短編。
カバー裏の前後(それぞれ1ページづつ)にて、収録話の後日談っぽいのがありました。
制服は全て別デザインで、残念ながら同世界話はなかったです。
ごく簡単にジャンルはラブコメ
要素ラブ・コメのどちらもそう目立たず、初々しさある恋愛話という仕上がりです。
単に明るく楽しいだけでなく、それなりに毒気もありました。
茜新社」さんのくくりは「COMICS 高」で、全て制服ヒロイン。
作画と合った、お話が楽しめることと思います。

すっきりとした線での作画。
濃淡は適度なくらいで白比率ありました。
描き込みはちょうど良いくらい。
変化の少ないコマ割りはやや細かめ。
枠間はだいたい確保されており、見易い原稿となっていました。
ティーンな若さある人物画は可愛く、素朴さのあるもの。
嫌味無く敷居も低く、万人に好まれるタイプだと思います。
あちこちのバランスに優れ、引っ掛かる箇所なく。
背景や小物なども違和感としつこさなく、人物とよく合ったものでした。
判断は紹介帯のカット絵が良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ずっと前から」
マンションのお隣同士で、小さい頃からずっと仲良しだった「悠希」・「東弥」
最近はどうしても異性であることを意識させられていたんですが。
当の「悠希」は昔と変わらずに距離は近く、無防備なのでした。

単行本を代表するような、ドキドキラブコメ
あとがきによると、こちらがデビュー作品だそうです。
ショートカットと制服が可愛い「悠希ちゃん」
あのスカート丈だと、おそらく頻繁にパンチラしていたと思われ。
そりゃ、「東弥くん」も落ち着かないわね。
慣れ親しんだ相手でも、チラと見えるそれは魅力的なものです。
また、ごく距離の近い「悠希ちゃん」が凶悪。
実にいい緊張感からのえっち展開となっていました。
ご馳走様でした。

幼馴染みカップルの恋愛話で、”かくあるべき”という、スタンダードなまとまり。
正直目新しさはないですが、しっかり基本は押さえられており。
単行本購入者の期待通りな短編でしょう。

悠希、麻耶
※左:悠希、右:麻耶

023:「とらカブり??」
何かとちょっかいを出してくるクラスメイト「弥太(やた)」
揉めることも頻繁で、彼のことが大嫌いな「麻耶」でしたが。
2人して指導室に呼ばれた帰り道にて打ち解けたのを切っ掛けに、付き合うようになっていったのでした。

先の「悠希ちゃん」らと違い、もともと接点ない2人がいかにして付き合うこととなったか、というラブコメ話。
まさに”カップル誕生”というべきエピソードでしょう。
もともと嫌いだった相手と付き合う、というのは恋愛モノでのセオリー
「弥太くん」のあれこれ対応はいちいち刺さるだろうなぁ。
あの場面で変に格好つけず、ごく素直に喋ったのもボイント高いと思います。
覚悟していただろう「麻耶ちゃん」の可愛らしい下着に注目。

047:「悪魔のささやき」 前後編
収録唯一の連続話は、ちょっと怖いタイトル。
実際はそう恐怖感あるものではないのですが…。
他短編と違い、微妙にのあるストーリーとなっていました。

「美夏」と付き合うこととなった「三田春樹」
彼女には親友「二宮萌香」がおり。
どちらも大切に感じていた「美夏」は、3人で居ることを望んでいたのですが…という流れ。

微妙な三角関係を描いたエピソード。
眼鏡で地味目な「萌香ちゃん」と、やや太目な「美夏ちゃん」というWヒロイン。
前編は交際相手である、「美夏ちゃん」とのえっちです。
目前でイチャつきことで、「萌香ちゃん」に気を遣わせている、と感じていた「春樹くん」
一緒に帰るのを止める、と告げられた際の「美夏ちゃん」は、大きめのリアクションをしていました。
あのくらいな年齢特有の仲間意識か、はたまた過去になんらかあったのか。
当人は置いといて、周囲はやり辛いわね。
雰囲気変わった「萌香ちゃん」が家に訪ねて来るのが後編。
眼鏡好きな方は残念
(※髪解き、眼鏡は外しているのです)
彼女のアプローチで、なんのかんの「春樹くん」はえっちに流されてしまうのですが。
あれは仕方ないかなぁ。
オチ付近にて、何があったの明かされておりましたが。
「美夏ちゃん」の思惑とは異なる流れになっていく事もあり得ると思います。
今後の3名が心配。
直接描写はないので、読後感は悪くないです。
…モヤっと感はあるでしょう(笑)

089:「声を聞かせて」
こちらは内気で地味目なヒロイン「久々利(くくり)」さん。
変わった名前ですね。
ククリと聞くと…どーしても案山子の「玖吼理(ククリ)」が独特な起動音と共に頭を通り過ぎますね。
脱線したので戻します。
そんな彼女から告白されて付き合うこととなった「佐倉」くんのエピソード。
実はコレが表題となってます。
↓表紙は「久々利さん」でいいのかな。
「佐倉くん」の気持ちは、まぁ分かる・分かる。
できれば…もう少しゆっくり・じっくり付き合えれば、良かったのでしょうけれど。
いっぱい・いっぱいだったからなぁ、「佐倉くん」
いちおう、彼なりには頑張っていたとは思います。
ただ、いきなりアイテムは良くないぞ。
告白した「久々利さん」の視点でも見たいです。

113:「こんぷれっくす」
137:「たねも仕掛けもありません!」
あとがきによると、こちらの2話はコミックLO掲載な様子。
そのため、どちらもヒロインは学年下となっています。

前者「こんぷれっくす」は「鈴」と兄「正樹」の友人「祐介」のカップル。
「鈴ちゃん」はクセっ毛がコンプレックスな女の子。
からかわれていたこともあり、同学年男子は苦手としていましたが。
唯一昔からよく遊んでいた「祐介」だけは大丈夫だったのです。
まぁ、同学年男子はそんなもんですわね。
その点、「祐介くん」は「鈴ちゃん」の視点では大人に映ると思います。
彼も結構いっぱい・いっぱいなんですけどね。
どちらも初々しい反応で楽しい
これを切っ掛けに、少しでも彼女の意識に良い変化あればいいですね。
(少なくともそっち方面では同学年女子に差をつけたことだし)

後者「たねも仕掛けもありません!」は手品部の「衣美」と先輩。
いきなりえっちシーンで始まるのですが。
彼女のバストトップはいわゆる陥没であり。
おそらく初めて知ったらしい彼の無神経なリアクションに、腹を立ててしまうのでした。
わはは。
ざっと調べたところ、彼女のソレは仮性で軽いケース。
現在は5人に1人という割合で、ブラなどが原因だったりもするらしい。
「衣美ちゃん」はまだ成長期なので、今後改善されるかもしれませんよ。
先輩と共に治すこととなるんだろうなぁ。
(マッサージを繰り返すことで治ることも多いらしい)

なお、カバー裏の漫画2話は、こちらの2話です。
成長した2人が見れるんですが…「鈴ちゃん」は大人っぽくなりますねー。
「衣美ちゃん」はやや願望込みのようでしたが、バスト大きくなっていたので、治ってるかな。

鈴ちゃん、美咲
※左:鈴ちゃん、右:美咲

157:「社」
他収録話がラブラブ初々しいのに対し、こちらはヒロインが年上。
また、舞台が神社ともあって、かなり雰囲気異なる1話となっていました。
「美咲」と共に社へと入る「佳彦」
2人はそこで行為に及ぶのですが…終始落ち着いた物腰の「美咲」に対し、「佳彦」のやや荒れた態度だったのです。
その理由はオチ付近にて
漫画に漂う雰囲気で、成年漫画慣れしている人はだいたい何がためえっちになっているのか、想像できると思います。
収録で唯一の黒制服が素敵。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「きいろいたまご」センセでした。
こちらが初単行本なのだとか。
おめでとうございます!
高い完成度の1冊でした。
↓表紙などのカバーより、白黒絵のが雰囲気良いですね。
なんとなく「鬼束直」センセと似た絵柄は敷居広くて嫌味なく、好み。
そうロリロリはしてなく、リアル過ぎず「COMICS 高」はピッタリだと思いました。
次巻も期待してます。





★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

tag : ラブコメ ショートカット パンチラ

■おこのみのまま! (ポン貴花田)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、義母、近親
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ポン貴花田(ぽん・たかはなだ)」センセの「おこのみのまま!」です。

このみさん仕事中
※このみさん仕事中

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
連続したストーリー漫画になっています。
それでいて各話にキッチリえっちシーンが配されているのは流石。
お話はだいたいラブコメ
義母とのエピソードですが、ドロリとした重々しさでは描かれていません
かと言って、甘く・軽いこともありませんでした。
主要な登場人物はだいたい5名くらい。
人間関係は複雑でなく、無駄な回などもなく。
メインとなるカップルにしっかり焦点が当てられていて、読み易い近親ラブコメに仕上がっていました。
ストーリーを読みたい人にはやや物足りなく感じられるかもしれません。
ただし、引っ掛かるような流れもなく、個人的な感覚では丁度良いくらいでした。

さらりとした柔らか線での作画。
描き込み・濃淡は適度なくらいだと思います。
スッキリと見易くまとまっています。
コマ割りは中くらいで、極端な変化なく、そこそこ枠間あり。
丁寧で乱れ・崩れも目立たず、綺麗な原稿具合でした。
人物絵は丸い目で頬の広い漫画らしいもの。
太いまつ毛と小さい鼻筋が特徴的。
ちょっとした変化で、年上・年下と巧い事描き分けてます。
そう派手ではないものの、一般漫画っぽい雰囲気で良く動き、可愛らしくまとまっていて。
コメディー描写との相性も良いものでした。
背景や小物なども合っています。
漫画もお上手で、サクサク読み進められるでしょう。
判断については、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。

 【 収録話 】 10話収録

家庭教師「このみ」に想いを抱いていた「阿部広邦」
告白はしたものの、まだ幼かったこともあって振られてしまうんですが。
その3年後、彼女は父「広一郎」と結婚。
「広邦」とは義理ながらも親子関係となってしまったのです。
しかし、ようやく母子らしくなってきた頃に、父親が死去。
姓を「藤野」に戻した「このみ」との同居生活となったのでした。
大雑把にはだいたいそんな感じ。

義母とのラブコメ話。
基本はラブコメ調なので軽めに進行していましたが、母子でのタブーは義理関係ながらもそれとしてキチンと描かれています
複雑だったり突飛だったりすることもなく。
軽すぎず、重すぎず、読むにちょうど良いストーリー具合でしょう。

メインヒロインの「このみさん」
落ち着いた物腰の巨乳美人です。
現在は学校教師。
髪は仕事などの際のアップにしたパターン、家での下ろしたものほか、回想場面ではポニーテールにもしていました。
9年前だという家庭教師時代と、今もあまり雰囲気は変わらず。
昔は老けて見られたかもしれませんが…現在は丁度良いか、やや若く見えますね。

vs「久我山チカ」
※vs「久我山チカ」

同サークルの肉食女子「久我山チカ」 
「広邦くん」が恋している相手が誰だかを知る、彼の弱味を握る相手
えっち好きで、2人がくっつくまで序盤のサービス要員です。
また、2人の仲をかき回すトラブルメーカーであると同時に、関係を発展させる相談相手にもなっていました。
どちらかと言うと考え込んでしまうメインカップルと違い、行動的。
作品中では万能キャラとして君臨しています。
特に8話は彼女の魅力全開でした。
あ、「広邦くん」はえっち上手だという設定がありましたが、彼に手ほどきをしたそっち方面の師匠でもありますね。
おそらく「このみさん」より断然知識・実技の面で上だと思います。

カラー原稿からの1話目。
こうしたもののお約束で、カラー部分はメインヒロインのえっちな姿なのですが。
「広邦くん」が全否定していました。
確かに「このみさん」はあーじゃないからこその魅力ですもんね。
母親らしく初登場はエプロン姿。
その後の全身絵が好き。
いや、バスト大きいですねー。
あんなんが教壇に立たれたら、勉強どころではなくなりそう。
中学と言えば、男子がもっともおっぱいに興味ある頃ですから。
こちらのえっち要員は「チカちゃん」
休講で彼の家に押し掛けてくる流れ。
2人が関係する、切っ掛けのエピソードが楽しい。 
肉食系だなぁ
2話目はその直後。
ひとえっち終わった後、忘れ物を取りに戻った「このみさん」と鉢合わせする展開。
普通ならば、テリトリーではない「チカちゃん」のが狼狽えそうなものですが。
いやはや、流石に強い
堂々とした態度で、教師「このみさん」らを圧倒しています。
ここで重要なポイントがありました。
①「このみさん」は旦那の死後、籍を「藤野」に戻している。
②「このみさん」は旦那の遺言で、金銭的価値あるものは一切相続していない。
 (※土地・家は「広邦くん」名義である)
また、その日の夜。
「チカちゃん」は「広邦くん」宅へ強引に泊まることとしているのですが。
単に泊まる訳では…ないですわね。
あるいは、そのまま親子として続いたかもしれない2人の関係を大きく揺るがせておりました。

「このみさん」視点となっている、注目の3話目。
ああした場合、えっちを覗き、1人プレイに走るというのは成年漫画のお約束です。
家庭教師時代の回想もありました。
当時の「このみさん」は彼の父親に片思い中。
その気を引くべく、色々頑張っただろうことが予想されます。
もともと魅力的な女性ですが、それがためより美しく見えたことは想像に易く
思春期に入口に立ったくらいの「広邦くん」があーなるのは当然でしょう。
初めて接した適齢女性ですからね。
義理の息子の行為を覗き見、ぼーっとしていた彼女
学校にて男性教師に誘われ、飲みに行き…と流れていました。
あれで、ホテルとかへ連れ込まれなかったのは幸い。
(いちおう相手も同僚で教師だったためかな)
また、普段の彼女であれば、あーなることはないだろうと思われます。
その後は伏せますが、ちょっと驚く展開
あるいは妄想なり夢なのかと思って見ていましたが、現実でした。

視点は再び「広邦くん」に戻っての4話目。
前話の後、彼は家に戻らずネカフェや友人宅を転々としていたのです。
ここで頼っていたのが、「チカちゃん」宅なのでした。
2人の会話に注目。
法律について喋った彼に対し、らしからぬ表情を見せていましたが。
その理由が、2人でのお風呂中(←いいなぁ)に過去回想がありました。
なるほど、執着する訳ですね。
漫画にはなりませんが、あれは現実にごくごく正しい選択だと思います。
いい人で良かったわね。

5話目はまた「このみさん」視点。
冒頭の教団に立つ姿が凛々しい。
そして…やっぱり大きい(笑)
ぱっと見ると、どーしても胸に視線が行きますからね。
こちらでも過去回想があります。
あーも反対していたのに、半年でいちおう認めた「広邦くん」は偉い。
普通ならば、年齢的に家出てっても不思議ではないですから。
中盤あたりで前話オチと繋がるんですが。
「このみさん」は独りえっちの真っ最中なのでした。
おそらく、どう顔を見せたら良いのか、「広邦くん」はこっそり様子伺いつつだったと思われ。
ああした鉢合わせは漫画的ですが、説得力もありますね。
戻る間にて覚悟を決めていたのか、「広邦くん」の格好良いところが見れました。
そりゃ、そーなるわねという6話目。
あれで、いちおう学校へ行く「広邦くん」は偉い。
まぁ、「このみさん」も簡単に職場休んだりはできないだろうし、立場上でもそこはキッチリ線引きするかな。
”話さなければいけない、あの事”
そうした台詞があり、まだ何かしら秘密あるらしい「このみさん」でした。
経過を聞いた「チカちゃん」の指摘は鋭いものがありました。
さすがは女の子。
メインはお風呂えっち。
こちらのオチは注目です。

リラックスこのみさん
※リラックスこのみさん

前話オチの詳細が語られる7話目。
冒頭からは過去回想。
確かによく見れば分かりそうなものですが、手続きとかなんとか、まだ若い彼がぱっと気付かないのも当然だと思います。
詳細は伏せますね。
この漫画のクライマックスというべき8話目。
ここで活躍するのは…漫画のお助けキャラ「チカちゃん」です。
相変わらず面白い娘ですね。
なんでこんな子とつきあったのかな…!?
という、「このみさん」の台詞が楽しいです。

最終エピソードの9、10話目。
寝ているパジャマ姿の「このみさん」がむちむちで可愛い。
ここはまた「このみさん」の視点。
こーなって、不安を感じるようになるのは、年上の方でしょう。
頑張る彼女に注目。
なにげに、冒頭カラー原稿部分と似たような雰囲気になっていました。
普通のパジャマ姿のがえっちだと思うんですけどね。
オチが綺麗にまとまってます。

 【 その他 】

そんなこんなで「ポン貴花田」センセでした。
当ブログでは過去に「天使のマシュマロ」、「えんとらんす!」を紹介しています。
今回は…↓表紙の人妻に引っ張られました。
ふんわりとしたセンセの作画がピタっとハマっていて。
良かったです
いいなぁ、「このみさん」
個人的には髪アップにしている時が好き。
ぜひ、「広邦くん」には授業プレイとかやってほしいですが。
彼女怒るかな…。





★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



tag : ラブコメ コメディー ポニーテール

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事
おすすめリンク
最新コメント
最新トラックバック
携帯でもどうぞ
QR
カテゴリー
かうんたー
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
プロフィール

 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり・ゆったり書きたいと思います。
 漫画はいいもんですよね。


↓メールフォームを用意しました。なにかありましたらコメント、あるいはそちらにて。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

FC2ブログ